青春18のびのびきっぷ

先日、物入れをゴソゴソしていたら「青春18のびのびきっぷ」が出てまいりました。

写真一番上の表紙は同きっぷ初お目見えの日に購入したもので、表紙とワッペンしか残っていませんでしたが、その年の夏シーズンの券片が残っていました。
当時は2日券プラス1日券3枚という構成で、お値段は8000円。券面の書き込みや駅名小印で、だいたいどこ方面に行ったかモロバレですな(爆

のびのびきっぷ時代の付属のワッペンです。
「このワッペンをつけて旅行してください」とは言うものの、つけている人を見たことがありませんでした。
「ワッペンがないときはこのきっぷをお見せください」というのも些か意味不明で、逆にワッペンをつければ無札で旅行できたのか??と思ってしまいます。

それはともかく、大赤字に苦しむ末期の国鉄が、なんとかして若年層に列車に乗ってもらいたい思いで社運を賭けて?売り出したその意気たるや、このきっぷが今まで40年も続いていることを考えれば、称賛に値すると思います。
もっとも、40年前に比べると乗れる範囲がかなり縮小してしまいましたが…

これを手にすると、「よんかく前史」のそのまた前の懐かしさが込み上げてきました。