鉄肉ランチ

気色悪いタイトル・・・

(2025年12月13日撮影)
この日は家族がそれぞれの所用で出払っていて、よんかくひとりでお留守番です。
なので、こういう時こそ羽を伸ばそう!と一人焼肉をしてきました。←短い羽やな

京都・大阪・兵庫の3府県だけで小ぢんまりと展開している「焼肉特急」チェーン。名前のとおり、ちょっと「鉄」な焼肉店らしいです。
数年前にうちの生活圏内で開業し、ずっと気になりつつも今まで行く機会にありつけませんでした。

さっそく乗車してみましょう。

店内はよくあるファミレスや回転寿司店のイメージですが・・・

特急なのに吊り革・・・しかも用途不明。
特急というとJRや私鉄の有料特急を真っ先に思い浮かべてしまうよんかくは一瞬違和感を覚えましたが、全国の私鉄には吊り革のある特急もたくさん走ってますから、違和感を覚えるか否かは住んでいる沿線によって違ってくるんでしょうな。

座席はもちろん指定席(笑) 3号車31番でした。
席に座ると会計札が置いてあり、帰りはセルフレジにバーコードを読ませてお勘定です。

天井からは車内吊り広告のパロディっぽくおすすめメニューやお知らせが吊り下げられ、席の横には駅名標ふうの座席番号標が掲げられています。◯号車は単に席番の十の位の数字をとっただけです。
隣は幸福駅・・・当路線は広尾線ですか?

お隣の2号車。今の乗車率は6〜7割程度で、11時30分過ぎですからそんなもんでしょう。
ちなみに客層はまったく一般的な焼肉屋と変わらず、特に鉄分の高そうな面子が固まっているというわけではありませんでした。

メニューを開くと特急セット、新幹線セット、リニアモーターカーセットなどなど。よんかくなら新幹線セットぐらいはひとりでいけそうです。
注文はもちろん鉄道らしくタブレットで(←意味が違う…

注文品はレーンを走る特急列車に乗って席まで運ばれてきます。
運行時間は始発11:00から最終23:00までとのことです。

新幹線セットぐらいはひとりでいけそう、と言いつつ結局ランチメニューにしました(汗
待つこと約10分、席上のスピーカーから「特急列車が到着します」とのアナウンスが。
仕掛けとしては●っぱ寿司なんかと同じで、あちらは新幹線ぽい車両?が来ますがこちらは・・・

【動画】赤色のホームに特急列車が到着します

到着したのはご覧のような「焼肉特急列車」です。
まぁ腹が減ってるので、とりあえずいただきます。

高い店ではないので肉の質はまあまあといったところですが、一応は満足できました。←ご飯「大」のおかげ?

ごちそうさまの後はセルフレジでピッ。
ただ支払い方法が現金かクレカのどちらかしかなく、鉄道系ICカードが使用不可なのは「特急」の名折れですな。
せめてもの抵抗でJ-WESTカードで支払いました。←コダワリきつ…

鉄道をモチーフとした店づくりはなかなか面白く、鉄人も非鉄な人もそれなりに楽しめる店ではないかと思うのですが、よんかくとしてはあともう一歩踏み込んで欲しいなぁと感じたわけです。
例えば、
●スタッフが鉄道制服ふうのコスプレをしてみたり(フロアチーフ氏のみ鉄道の制服制帽ぽい服装でした)
◼️「特急列車」が到着する前に場内信号機が青になったり
▲タブレット端末をタブレットキャリアに入れて柱に引っ掛けたり
●火力調節がワンハンドルマスコンだったり
◼️無煙ロースターがエアコンプレッサー式だったり
▲座席が簡易リクライニングシートで、背中を起こすと背ズリが「バタン!」と戻ったり
●お手洗いではペダルを踏んで水を(以下略

・・・て、そんな怪しすぎる店だれもついて来れまへんわな orz