大阪シティバス76号系統&千本松渡船

大阪シティバス42号系統と並んでヘンなルートを描いて走る76号系統と渡船のお話です。
(2024年9月22日撮影)

76号系統は大阪メトロ四つ橋線住之江公園駅と同長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎駅を結ぶ路線で、路線図が木津川にかかる千本松大橋の前後でメガネのようにループを2つ描いています。大阪市西成区南津守(東側)と大正区南恩加島(西側)をつなぐこの橋は、大型船の航行のため道路面を水面から約36メートルの高さまで上げる構造で建設されました。
これまで何回か乗ったことのある路線ですが、今回は途中下車しながらじっくりと味わってきました。

@地下鉄住之江公園バスターミナル

早い時間から乗車列の先頭に並び、運転席斜め横の席を確保。あいにくの雨模様でも前望に支障はありません。
では早速ですが、千本松大橋通過の4倍速前望動画をご覧ください。
42号系統の時と同じく車酔いにご注意を(よんかくは動画編集中に本当に酔いそうになりました。

【動画】千本松大橋通過

橋を渡った大正区側にある千本松橋西詰バス停で下車し、来た道を振り返ってみます。
直線部に入るまでにおおよそ2周しています。

ループ部の近くへ行って、内側から見上げてみます。

ループの横の細道の先には、千本松大橋と並行して航行する千本松渡船の乗り場があります。

千本松大橋の下流には片側ループ橋の新木津川大橋があるのですが、河口から上流に向かって約5キロの間には橋がこの2本しかなく、その代わりに西成区側と大正区側を結ぶ市営の渡船が千本松渡船を含めて3航路運行されています。
1966年の千本松大橋竣工とともに千本松渡船は廃止される計画でしたが、この橋を徒歩や自転車で渡るのは困難という声を受け、現在に至るまで橋と渡船が併存する形となっています。

徒歩で渡るのは困難とは言うもののいちおう歩道は付いているので、たまーに歩きや自転車の人を見かけることがあります。高所恐怖症の人は絶対ムリ(冷汗

木津川関連のほか市営の渡船は全部で8航路あり、道路橋の代替という位置付けから、道路や橋梁を所管する大阪市建設局が運営しています。橋の代わりなのでもちろん乗船は無料。

「ふね遺産」て認定制度があるんですね。遺産いうても現役で運行してるんやけど・・・

対岸の西成区側から船がやってきました。
千本松渡船は日中15分間隔のダイヤで、人と自転車のみ乗船可能です。

【動画】渡船着岸

船には自転車も載せるため立席専用で座席はありません。まぁ対岸まで1〜2分程度なので座ってる暇もありませんが・・・

「南恩加島-南津守」のサボも入っています

桟橋上と船上は揺れて危険ということでカメラやスマホの使用は禁止、なので航行中の写真はありません。確かにかなりのスピード感があるので、慣れないと危ないかもしれません。
乗船して対岸の西成区側へ。乗客は私1人でした。

対岸(大正区側)

こちらの乗り場では自転車も数台、乗船待ちしていました。

渡船で大正区側へ戻り、再び千本松橋西詰バス停へ。
住之江公園行バスがループを登って行くのを見送りました。

【動画】ループを登るバス