大阪シティバス42号系統

いろんな地図や路線図を読むのが好きなよんかくなんですが、いま特に凝っているのがバスの系統図で、路線数の多い公営バスや大手バス会社の入り組んだ系統図など、鉄道路線図とは比較にならないぐらいの萌え度となります。

そんなこともあってちょっと前から、拙宅から近いところを走る大阪シティバス(元・大阪市バス)の路線図に描かれたヘンな路線やヘンな線形を見つけては乗りに行くというヘンな趣味を実践中です。

この路線図はよくある概念図的なものではなく、白地図の道路上に実際の走行経路を描画しているので、バスがどんな道を走るのかをヴィヴィッドに追えるようになっています。

特にヘンな経路やなぁと思ったのが大阪駅前から中島2丁目(西淀川区)を結ぶ42号系統で、

後半部の大和田3丁目停から出来島駅前停(阪神なんば線出来島駅)の間が妙にジグザクしていて前々から気になっていました。もちろん旅客の利用状況や道路配置の関係でこのようなルートを取ることになったものとの理解はしていますが、とりあえず乗ってきました。
(2024年9月14日撮影)

さっそくですが大和田3丁目北停から出来島駅前停までの間の8倍速前望動画をご覧ください。
(酔いそうになるかも知れませんのでご注意を)

一体何回曲がるねんという感じですが、曲がった先にもちゃんとバス停があって乗り降りもあります。当たり前ですが。
決して広い道とは言えず、しかも路駐や自転車やフラフラ歩くおっさんなどの障害物が盛んに登場するドライビングゲームのようでもあります。こういう路線で乗務する運転士氏には特別手当を支給してあげてほしいぐらいです。

出来島駅前停から出来島大橋停の間は道路配置の都合で二手に分かれて一方通行になっていて、中島方面行のみ出来島停に停車します。出来島停が最寄りの人が大阪駅方面に行くには出来島駅前まで歩くしかないようです。

さて、ジグザグ区間をつつがなく通り抜けた42号系統バス、あとは淡々と中島方面に向かって走るだけですが、実はもう一つ難所?があります。

このちょこっと突き出ている部分は曲がり方が鋭角かつ急坂という、大型運転士のドラテクが試される場所でもあります。
前望動画がこちら(またまた車酔いにご注意)

バスを降りて現地へ歩いて行って、下から見上げてみました。

「路線バスが通行しますのでご注意ください」の看板と、路面には停止禁止の標示が。
確かにこんなとこに停まって上からバスが来たら詰みますわな。

再びバスに乗って中島公園停へ。
路線自体はこれから先、中島2丁目まで循環経路となって延びていますが、今回はここまで。

折り返しのバスに乗って出来島駅前で下車し、阪神電車に乗り換え。
ホームにはレールの薄切り?みたいなのが埋まったモニュメントがありました。