ストビュー撮り鉄 その2

ストビュー撮り鉄の続き)

あれから暇を見つけてはストビューであちこち彷徨っておりました。←ほんまに暇な奴やな
クリックしすぎでワイヤレスマウスの電池が2本無くなりました。

列車が写り込んだストビュー画像にはいくつかのパターンがあります。
まずは、線路と並行する道路からの撮影・・・もちろん、グーグルさんとしては意識して撮っているのではなくたまたま写り込んだだけなのですが、往々にして至近距離からの迫力ある画が出現します。

小浜線 美浜-気山間

定期列車が日に4往復の区間でもしっかり。

只見線 入広瀬-大白川間

列車の写り込みはグーグル的にはたまたま偶然の産物なのでしょうが、中にはまるで列車が来るまで路肩で待機していたかのようなストビュー車のウテシ氏の気合の入り具合?がうかがえるものもあり、危険な撮り鉄みたいに並走しながら列車を追いかけているような場面にも遭遇したりします。

越美北線 越前大野-越前田野間

さて、最近ストリートビューの仕様変更があったようで、レイアウトが若干変化しています。
所在地の表示が右上部に移り、場所によって「他の日付を見る」リンクが現れます。
これを押すと、その地点での過去のストビューを見ることができます。
次の画像は2023年7月撮影のほぼ最新のもので、位置は上の2枚のごく近くです。

同上

ここで2014年11月を選択して少し九頭竜湖方に進むと、上の2枚の続きの画像が現れます。

しかし、9年近くの歳月を経てほぼ同じ場所で列車をとらえるとはとても偶然とは思えず、何か執念のようなものを感じさせます。

この機能を使うと、ちょっと見るのが辛いシーンも見えてしまいます。

札沼線 豊ヶ丘-札比内間(廃止

同上

次のパターンは「踏切待ち」です。
ストビュー車が踏切に引っかかると、待っている間の画像は当然ながらストリートビューには採用されません。遮断機が降りて列車がまだ来ていない状況の画像は時々見られるのですが、その次のコマは向こう側に渡った後ということがほとんどで、鉄的にもっとも美味しい瞬間の画像がカットされているのは非常に大きな社会的損失と言えます。←確信
しかしながらグーグルさんの手抜かりか温情か、上の札沼線のようにタイミング次第ではうまく列車が写り込む場合があり、心の中でよっしゃと思わず叫んでしまいます。

京阪電鉄石山坂本線 三井寺-大津市役所前

飯山線 替佐-蓮間

富山地方鉄道本線 新魚津-経田間

名古屋鉄道広見線 顔戸-御嵩口間

名古屋鉄道豊川線 諏訪町-稲荷口間

名古屋鉄道豊川線 稲荷口-豊川稲荷間

偶然でしょうが踏切待ち画像は名鉄が多いですな(笑
あと、ストビュー写り込み列車は2両以下の編成が適正規模かなぁなどと思ったりします。

第三のパターンは「駅」。
駅に停まっている列車や発着直前直後の列車は比較的ストリートビューに写り込みやすい被写体なのでしょうか、ちょくちょく見ることができます。

神戸電鉄粟生線 志染(留置線)

大糸線 南小谷

富山地方鉄道本線 下立

たまたま写り込んだだけのストビュー列車ではあるけれど、あたかも狙って撮ったような秀逸なシーンがたまにあったりして、実は相当に奥の深いものなのかも知れません。

ラストはその秀逸な・・・と私が勝手に思っている画像でお別れです。

富山地方鉄道本線 中加積-西加積間