線区別通票種別一覧

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信越本線 長野−直江津〈1958.10.1〉 

タブレット

自動閉そく化
のち三セク化

長野▲北長野■豊野●牟礼▲古間■柏原●田口■関山▲二本木●新井■脇野田▲高田●春日山■直江津
                          → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。

柏原=現・黒姫、田口=現・妙高高原、脇野田=現・上越妙高。長野−田口間は現・しなの鉄道、田口−直江津間は現・えちごトキめき鉄道です。この区間は1960年代前半に連査閉そく化されましたが、1966/8/8に自動閉そくとなっています。
北陸本線 糸魚川−直江津〈1958.10.1〉 

タブレット

自動閉そく化
のち三セク化

糸魚川●梶屋敷■浦本●能生▲筒石●名立▲谷浜■郷津●直江津 
                    → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。

現・えちごトキめき鉄道です。この区間は1969/6/4の糸魚川−梶屋敷間を皮切りに1969/10/1谷浜−直江津間を最後に完全複線化され、このときのルート変更により郷津が廃止されています(余談ですがこの翌年に山陰線・石見江津が江津に改称されました)。1962/10/1に自動閉そく化。
弥彦線 弥彦−越後長沢

下 記

弥彦−東三条…自動閉そく化
東三条−越後長沢…路線廃止

〈1958.10.1〉弥彦■西吉田●燕◎北三条▲東三条■越後長沢(西吉田−東三条…タブレット、その他…票券)
                          → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。

〈1990.7.31〉弥彦▲吉田(スタフ) 
西吉田はこのダイヤ時点の翌年に現在の「吉田」に改称。弥彦−吉田間はJR旅客線で電車と通票の組み合わせが見られた最後の区間でした。1982/5吉田−東三条間特殊自動閉そく化、1985/3/31東三条−越後長沢間廃止、2002/12/10弥彦−吉田間特殊自動閉そく化。
飯山線 豊野−越後川口 

タブレット

自動閉そく化

〈1980.9〉豊野▲替佐■飯山●戸狩▲桑名川■森宮野原▲津南■越後田沢●十日町■越後岩沢▲越後川口
〈1992.1.11〉豊野(上に同じ)津南●十日町(上に同じ)越後川口
戸狩=現・戸狩野沢温泉。越後田沢の棒線化はJR移行前後に行われたと思われます。1992年当時の津南と越後岩沢では、所定ダイヤでは列車交換がないのに閉そく扱いをしていましたが、1993/10の特殊自動閉そく化後に棒線化されました。
米坂線 坂町−今泉〈1958.10.1〉

タブレット

自動閉そく化

坂町●越後下関■越後金丸▲小国●羽前沼沢■手ノ子●羽前椿■白川(信)●今泉
                   → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
当時のダイヤでは旅客列車の交換はほぼ小国だけで行われていました。越後金丸、羽前沼沢、手ノ子は現在は棒線駅。白川(信)は長井線(現・山形鉄道)との分岐点で、現在は今泉駅構内となっています。1983/2/28特殊自動閉そく化。
赤谷線 新発田−東赤谷〈1958.10.1〉

票 券

路線廃止

新発田◎東赤谷 → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
終着駅でありながらスイッチバック式の東赤谷。1日6往復の単純ピストン運転でしたが、当時は通票式(現在のスタフ閉そく式)が代用閉そくとの位置付けだったため、ダイヤ上は票券閉そく方式となっています。後年、棒線駅の米倉でも閉そくを扱うようになり、1977年9月時刻表では朝に新発田→米倉の区間運転を行っていました。1984/3/31廃止。
魚沼線 来迎寺−西小千谷〈1958.10.1〉

票 券

路線廃止

来迎寺▼西小千谷 → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
当時は全線通し運転が日に5往復、来迎寺−片貝の1駅間の区間運転が4往復ありました。この線も上記の赤谷線と同じく、事実上スタフ閉そくの票券閉そく式でした。赤谷線と同日の1984/3/31廃止。
烏山線 仁井田−烏山 
下 記

自動閉そく化

〈1980.8.25〉仁井田■大金▲烏山(タブレット)
〈2001.9.3〉大金■烏山(スタフ)
1986/3の仁井田−大金間自動閉そく(特殊)化とともに仁井田は棒線化され、宝積寺−大金間が1閉そくとなりました。残る大金−烏山間は2012/5/26に特殊自動閉そく化。ややこしいですが、大金を境に自動閉そく(特殊)と特殊自動閉そくが並存しています。
真岡線 下館−茂木〈1982.11.15〉 

票 券

真岡鐵道転換とともに
自動閉そく化

下館●真岡■茂木 → ashiwodi様、鴨田佳宣様から情報をいただきました
現・真岡鐵道。2閉そく区間連続票券閉そくという珍しい形態でした。1988/4/11の転換とともに特殊自動閉そく化。
八高線 八王子−群馬藤岡 

タブレット

自動閉そく化

〈時点不明〉八王子■小宮●拝島▲東福生■箱根ヶ崎▲金子●東飯能■高麗川▲毛呂●越生■明覚▲小川町●竹沢■寄居▲用土●児玉■丹荘▲群馬藤岡 → 運転時刻表ギャラリー様を参考にさせていただきました。
〈1990.7.30〉高麗川▲毛呂●越生■明覚▲小川町●竹沢■寄居▲児玉●丹荘■群馬藤岡
DD51牽引の石灰石列車が通過授受しながら頑張っていました。「はえたたき」は既になかったですが「蚊取り線香」は健在でした。
1994/6特殊自動閉そく化。
外房線 蘇我−勝浦〈1971.9.26〉 

タブレット

自動閉そく化

蘇我▲鎌取●誉田■土気▲大網●永田■本納▲新茂原■茂原▲八積●上総一ノ宮▲東浪見■太東▲長者町●大原■浪花▲御宿●勝浦
 
→ 運転時刻表ギャラリー様を参考にさせていただきました。
1972/5/27自動閉そく化。この当時は気動車王国の千鉄局管内。全国からかき集めた車両で夏臨を大増発していたのも今は昔…
久留里線 木更津−上総亀山

タブレット

自動閉そく化

〈1992.3.21〉木更津▲横田●馬来田■久留里▲上総亀山 
〈上記以降〉木更津▲横田●久留里▲上総亀山  
→ 「やまてつほーむぺーじ」のひろ様から情報をいただきました
1992年時点ではすでに馬来田での列車交換はなく、現在は棒線化されています。2012/3/17全線特殊自動閉そく化。
木原線 大原−上総中野〈1984.2.1〉

タブレット

いすみ鉄道転換とともに
自動閉そく化

大原▲国吉■大多喜●上総中野 → 中村大樹様から情報をいただきました
現・いすみ鉄道。国吉には比較的後年まで腕木式遠方信号機が残存していました。1988/3/24の転換とともに特殊自動閉そく化。
相模線 茅ヶ崎−橋本〈1981.8.26〉

タブレット

自動閉そく化

茅ヶ崎▲北茅ヶ崎■寒川●倉見▲社家●厚木(本屋)■相武台下●原当麻■番田●南橋本■橋本(茅ヶ崎−寒川間は推測)
厚木は駅ホームから少し橋本寄りに信号場のような交換所があり、校庭の朝礼台のような台に駅員が立ってタブレット扱いをしていました。貨物列車の通過授受も見られました。1987/3/21の海老名駅開業とともに厚木−相武台下間が自動閉そく(特殊)化、その他の区間は1991/3/16の電化完成と同時に自動閉そく(特殊)化。
身延線 西富士宮−甲府〈1976.10.1改正〉

タブレット

自動閉そく化

西富士宮▲芝川■十島●内船▲身延■波高島▲下部●甲斐常葉■甲斐岩間●鰍沢口■市川大門▲甲斐上野●東花輪■常永▲国母●南甲府▲甲府 → 鉄道ピクトリアルNo.937(2017.10)
旧国とタブレット・腕木の組み合わせが絶妙な路線でした。急行「富士川」が通過授受。1982/2/25自動閉そく(特殊)化。
小海線 小淵沢−小諸〈1982.11.15改正〉

連 査

自動閉そく化

小淵沢−甲斐小泉−清里−野辺山−信濃川上−佐久海ノ口−小海−八千穂−羽黒下−臼田−中込−岩村田−三岡−小諸(併合閉そく…小淵沢−信濃川上−小海) → ashiwodi様から情報をいただきました
連査閉そくは1967年使用開始で、それ以前はタブレットだったようです。1986/11に特殊自動閉そく化。
大糸線 北松本−糸魚川〈1982.11.15改正〉

連 査

自動閉そく化

北松本−島内−一日市場−豊科−穂高−有明−安曇追分−信濃松川−信濃常盤−信濃大町−信濃木崎−簗場−神城−白馬−信濃森上−南小谷−中土−平岩−根知−糸魚川(併合閉そく…北松本−豊科−信濃大町−南小谷/平岩−糸魚川)
                                    
→ ashiwodi様から情報をいただきました
松本−北松本間は自動閉そく。松本駅構内の配線等の関係だったのでしょうか。ここも小海線と同じくタブレット→連査→自動という流れをたどっています。1983/3自動閉そく(特殊)化。
秩父鉄道 影森−三峰口〈1992.1.12〉

タブレット

自動閉そく化

影森●武州中川▲武州日野■三峰口
電車・蒸機による通過授受が影森、中川、日野の各駅で行なわれていました。昔から蒸機と通票は切っても切り離せない関係だったのですが、このころ通票使用線区を走る蒸機列車は全国でここと大井川鐵道だけとなっていました(のちに大井川鐵道もスタフ閉そく区間の蒸機運転を終了)。1995年に自動閉そく化されたようです。
銚子電気鉄道 銚子−外川〈1986.8.25〉 

票 券

非自動現役

銚子●仲ノ町■笠上黒生▲外川
現在の銚子−仲ノ町間は自動閉そくです。笠上黒生では最後の腕木式信号機が孤塁を守っていましたが、色灯化されました。
小湊鉄道 上総牛久−上総中野

上総牛久−里見…票券
里見−上総中野…スタフ

非自動現役

〈1992.3.21〉上総牛久▲里見■養老渓谷●上総中野
〈2017.7.31〉上総牛久▲里見●上総中野
列車本数の削減により、1998/9/16に上総牛久−上総中野間22.7キロが1閉そく(スタフ)となりましたが、2013/3/16に里見の交換設備が復活し2閉そくに。閉そく区間の途中駅である養老渓谷折り返し列車も健在。
関東鉄道 竜ヶ崎線 佐貫−竜ヶ崎〈2001.9.3)

スタフ

非自動現役

佐貫(六角形)竜ヶ崎
タマは穴のかわりに六角形のヘソが出ているという代物。票券閉そく方式の地方私鉄によくあったタイプですが、ここもその名残りかもしれません。
長野電鉄 河東線 屋代−須坂/信州中野−木島〈1973.10.1〉

タブレット

非自動区間路線廃止

屋代▲雨宮■松代●金井山■信濃川田▲綿内●須坂/信州中野●柳沢■木島 → まゆつば鉄道様から情報をいただきました
1982年まで屋代から国鉄急行「志賀」湯田中行が乗り入れており、線内では169系による通過授受があったものと思われます。
信州中野−木島間は1980/3/1に自動閉そく化ののち2002/3/31廃止、屋代−松代間は1983/10に自動閉そく化ののち2012/3/31廃止。
長野電鉄 山ノ内線 信州中野−湯田中〈1973.10.1〉

タブレット

自動閉そく化

信州中野■信濃竹原●湯田中 → まゆつば鉄道様から情報をいただきました
1980/3/1自動閉そく化。当時すでに長野−朝陽間は複線自動閉そく、朝陽−信州中野間は単線自動閉そくでした。OSカー運転席後ろにはタブレット保護棒が付いていたそうですが通過授受は…?
蒲原鉄道 加茂−五泉〈1984.2改正ダイヤ〉

東加茂−村松…タブレット
その他…スタフ

路線廃止

加茂■東加茂▲七谷●大蒲原(縦長の楕円)村松■五泉 (併合閉そく…七谷(八角形)村松) → さばた295様から情報をいただきました
ここでもユニークな穴の形のタブレットや通票がありました。大蒲原では厳冬期(1/1〜3/31)のみ閉そくを取り扱っていました。
1985/3/31加茂−村松間が廃止、残る村松−五泉間は1999/10/3廃止。
ドリ−ム開発 大船−ドリ−ムランド〈1966〉

票 券

路線廃止

大船■小雀(信)●ドリームランド → てる様から情報をいただきました
1964/8/1から1965/9/27までのわずか1年あまりで運転を休止した跨座式モノレール路線。票券閉そくと信号場、どちらもモノレールとしては唯一のものではないでしょうか。

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