線区別通票種別一覧     

この調査を始めた1985年あたりは、既に非自動閉そく方式が淘汰されつつある状況ではありましたが、通票を介する閉そく方式はまだそれなりに幅をきかせていた時代でした。幹線系線区でもタブレット閉そく式のところが多く、優等列車の通過授受も日常的に行なわれていました。
駅には、通票を交換する際に一時的にキャリアを引っ掛けておく「通票仮置場」というのがあり、そこにはたいてい「☆☆方 ●」などと隣駅との間の通票種別が 表示されていましたので、いつしかそれをチェックする習慣がつきました。それらを見落としてしまった時には、運転席の後ろから運転士用の時刻表を覗き見して補足したりしました。その集大成がこの種別一覧というわけです。
こういった地味な作業ですから、チェックし損ねたり居眠りをしたりして記録がぽっかり途切れてしまった部分も多々あります。線区ごと抜け落ちてしまった所も あります。また、誤りもあるかと思います。そのような不十分な点は御容赦頂くとともに、もしも欠落部分の種別情報をお持ちの方がいらっしゃれば、御教示いただければ幸いに存じます。

北海道 東北 関東・甲信越 中部 近畿 中国 四国 九州 通票の現存する線区


 <表の見方> 路線名・停車場名は調査時点のものです
路線・区間名 〈調査年月日〉 

当時の閉そく方式

現在の状況

停車場間の通票種別 ●=第1種 ■=第2種 ▲=第3種 ◎=第4種(楕円)★=種別不明
          (票券閉そくにおける第3種は▼)
コメント


<北海道>   東北 関東・甲信 中部 近畿 中国 四国 九州 通票の現存する線区 種別一覧トップ
函館本線 長万部−小樽

タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

〈1970〉長万部●二股■蕨岱●黒松内■熱郛●上目名▲目名■蘭越●昆布■ニセコ●比羅夫■倶知安●小沢■銀山●然別■仁木●余市■蘭島▲塩谷■小樽→ 糸崎車掌区車掌長様から情報を頂きました
(併合閉そく…長万部■黒松内◎目名▼狩太(現・ニセコ)■倶知安/小沢◎然別▼余市●小樽〈1961.10〉
                                        → 鉄道ピクトリアルNo.937(2017.10)

〈1985.8.10〉長万部●二股★黒松内■熱郛★目名■蘭越●昆布■ニセコ▲倶知安●小沢■銀山●然別■仁木●余市■蘭島▲塩谷■小樽
1970年といえばC62重連が急行「ニセコ」を牽いていた時代ですね。当時交換駅だった蕨岱と上目名は信号場にもならず廃止され、比羅夫は1985年に棒線化されました。1986/11/1特殊自動閉そく化。2030年度予定の北海道新幹線札幌延伸により、並行在来線である長万部−余市間の廃止が決定してしまいました。
江差線 五稜郭−江差 

五稜郭−湯ノ岱…タブレット
湯ノ岱−江差…スタフ

五稜郭−木古内 三セク転換
木古内−江差 路線廃止

〈1971.7.1〉五稜郭▲七重浜●久根別■上磯●茂辺地■渡島当別●泉沢■木古内●吉堀▲湯ノ岱■上ノ国●江差
                                        → 鉄道ピクトリアルNo.937(2017.10)
〈1985.8.22〉五稜郭▲七重浜■上磯●渡島当別■木古内▲湯ノ岱●江差
〈2005.3.4〉湯ノ岱■江差 
→ まゆつば鉄道様から情報を頂きました
1977/9の時刻表では函館急行「えさし」「松前」が確認できます。上磯停車ののち木古内で分割して「えさし」単独になり、途中は上ノ国のみ停車していました。五稜郭−木古内間が津軽海峡ルートの一部となったのちも、通票は湯ノ岱−江差間のスタフとして細々と残っていました。木古内−江差間は2014/5/11廃止、五稜郭−木古内間は北海道新幹線開業に伴い2016/3/26道南いさりび鉄道に移管。
松前線 木古内−松前〈1986.3.3〉 

タブレット

路線廃止

木古内●千軒■渡島吉岡●松前
函館急行「松前」の停車駅は湯の里・渡島福島・渡島吉岡で、千軒で通過授受していたようです。
私が訪問した1985/8時点では列車交換は全て千軒で行われ、渡島吉岡は閉そく扱いのみでした。Wikipediaによると廃止直前は千軒−松前間1閉そくとのこと。1988/2/1廃止。
瀬棚線 国縫−瀬棚〈1971.7〉 

タブレット

路線廃止

国縫■花石●今金■丹羽●北檜山■瀬棚
今金−瀬棚間の区間運転が多く設定されており、晩年は丹羽、北檜山は棒線化され今金−瀬棚間1閉そくでした。1985/8時点では函館直通列車が1往復あり、長万部−函館間のみ「快速せたな」を名乗っていました。1987/3/16廃止。
札沼線 石狩月形−新十津川〈1992.7.6〉 

スタフ

非自動区間廃止

石狩月形■新十津川
1985/8に乗ったときは浦臼でも列車交換を行なっていましたが、通票種別不明です。
2016/3ダイヤ改正から浦臼−新十津川間が1日1往復という究極ダイヤとなり、北海道医療大学−新十津川間が2020/4/17をもって廃止となってしまいました。
幌内線 岩見沢−幾春別〈1980年頃?〉 

タブレット

路線廃止

岩見沢●三笠■幾春別
北海道最初の鉄道である幌内鉄道(手宮−札幌−幌内間)の一部という輝かしい歴史を持っていました。三笠で分岐して幌内に至る区間は1972/11/1で旅客営業を廃止し貨物専業となり、1987/7/13全線廃止となりました。
留萌本線 深川−増毛〈1992.7.9〉 

深川−留萌…タブレット
留萌−増毛…スタフ

自動閉そく化
石狩沼田−増毛間路線廃止

〈1992.7.9〉深川★石狩沼田●峠下▲留萌■増毛
1985/8時点では札幌からの「るもい」、羽幌線に入る「はぼろ」と臨時「天売」の3本の急行が走っていました。石狩沼田は棒線駅となっています。最後のスタフ閉そく区間だった留萌−増毛間は2016/12/5廃止。
富良野線 旭川−富良野〈1972.3〉 

タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

旭川■西神楽▲千代ヶ丘◎美瑛■美馬牛▲上富良野●中富良野■富良野(併合閉そく…旭川●美瑛▼富良野)
旭川−釧路間急行「狩勝」が走っていました(富良野−釧路間は札幌発着の「狩勝」に併結)が、のちに当線内は快速に格下げとなりました。1983/9/1特殊自動閉そく化。
羽幌線 留萌−幌延〈1985.8.17〉 

タブレット
(併合は票券)

路線廃止

留萌●小平▲鬼鹿■古丹別●羽幌■初山別▲遠別■天塩●幌延(併合閉そく…遠別●幌延〈1986.3〉)
留萌から日本海に沿いながら淡々と北上。唯一の優等列車だった急行「はぼろ」は札幌発留萌経由幌延行で、札幌−幌延間の所要時間は宗谷本線経由といい勝負でした。JR化を待たず1987/3/30廃止。
石勝線 新夕張−夕張〈1992.7.10〉 

新夕張−清水沢…タブレット
清水沢−夕張…スタフ

非自動区間廃止

新夕張▲清水沢●夕張
清水沢ではJR北海道最後の腕木式信号機が頑張っていましたが、2004/3/7限りで特殊自動閉そく化、清水沢も棒線駅となりました。
2019/4/1廃止。
胆振線 伊達紋別−倶知安〈1985.8.23〉 

タブレット

路線廃止

伊達紋別▲久保内●新大滝▲御園■喜茂別▲京極◎倶知安
訪問時は鈍行オンリーでしたが、その昔は循環急行いぶり(札幌−苫小牧−伊達紋別−倶知安−小樽−札幌)ちゅ−のも走っていましたね。胆振支庁と後志支庁の境である新大滝−御園間を走る列車は日に5往復のみでした。1986/11/1廃止。
日高本線 苫小牧−様似〈1985.8.12〉 

苫小牧(貨)−勇払…連査
勇払−様似…タブレット

自動閉そく化
鵡川−様似間路線廃止

苫小牧(自動)苫小牧貨(連査)勇払◎浜厚真▲鵡川■富川●日高紋別■厚賀●静内★春立★日高三石★本桐★浦河★西様似★様似
訪問時は急行「えりも」で突っ走って様似から国鉄バスで広尾まで抜け、それ以降は乗らずじまいだったため通票種別は記録できませんでした。特殊自動閉そく化は1986/11でしたが、鵡川−様似間は高波被害により2015/1/8から運休となり、復旧しないまま2021/4/1に廃止されました。
富内線 鵡川−日高町〈1985.8.20〉 

タブレット

路線廃止

鵡川▲旭岡●穂別▲富内●振内▲日高町
全線走り通す列車は日に4往復だけで、ほかに鵡川方面からの富内、振内折り返し列車がありました。穂別は1面1線ホームで列車交換は行なっていませんでしたが、貨物用の副本線と側線があり閉そくを扱っていました。
日高町から国鉄バス日勝高原線が帯広まで走っていました。1986/11/1廃止。
深名線 深川−名寄〈1992.7.13〉 

深川−朱鞠内…タブレット
朱鞠内−名寄…票券

路線廃止

深川■幌加内●朱鞠内■名寄
昔は多度志、鷹泊、天塩弥生等でも閉そく扱いをやっていました。1995/9/4廃止。
宗谷本線 新旭川−稚内〈1972.3.15〉 

新旭川−音威子府…連査
音威子府−稚内…タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

【連査区間の併合閉そく】名寄−美深−音威子府
音威子府◎筬島■神路●佐久■天塩中川●歌内▲問寒別●雄信内■安牛●上幌延▲幌延■下沼▲豊富●徳満■芦川▲兜沼●勇知■抜海◎南稚内■稚内(併合閉そく…音威子府▼佐久●問寒別◎幌延■豊富▼兜沼●南稚内)
                          → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
1986/11/1永山−南稚内間が一気に特殊自動閉そく化。1989/3/4に私が訪問した時点ではまだ南稚内■稚内が残っていました。
神路はのちに信号場となり1985/3/14に廃止、同じく交換駅だった安牛、上幌延、徳満は棒線化し2021/3/13に廃止されました。
天北線 音威子府−南稚内

タブレット

路線廃止

〈1972.3.15〉 音威子府■上音威子府▲小頓別●上頓別◎敏音知■松音知●中頓別■下頓別●浜頓別(◎山軽●?)浅茅野■猿払▲鬼志別●小石▲曲淵■沼川●樺岡▲恵北■声問●南稚内(併合閉そく…音威子府◎敏音知●浜頓別◎鬼志別●曲淵■南稚内)
                          → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。

〈1973.10〉 音威子府■小頓別◎敏音知●中頓別■下頓別●浜頓別■猿払▲鬼志別●小石▲曲淵■樺岡▲声問●南稚内
                                        → 鉄道ピクトリアルNo.937(2017.10)
〈1989.3.4〉音威子府■小頓別◎敏音知●中頓別▲浜頓別■鬼志別●曲淵■声問●南稚内
1972/3/15時点ではほぼ全駅で閉そくを扱っていたのが驚きですが、翌1973/10ダイヤでは閉そく区間が大幅に整理されています。
ダイヤグラム上では山軽は無人駅なのに通票種別が記載されているのは、かつて山軽が交換駅だった時の修正漏れと思われ、そうなると浜頓別−浅茅野間の種別が不明です。浜頓別◎山軽を継承して浜頓別◎浅茅野とするのが妥当ではないかと推測しますが…。また、併合の鬼志別●曲淵は実際には施行されていなかったようです。
なお、小石はもともと交換可能駅でのちに棒線化しましたが、音威子府からの折返し列車の設定があったことと曲淵までの17.7キロが当時の最長停車場間距離だったこともあり、棒線化後もしばらく閉そく扱いを行なっていました。1989/5/1廃止。
興浜北線 浜頓別−北見枝幸〈1972.3.15〉 

票券

路線廃止

浜頓別●目梨泊■北見枝幸(併合閉そく…浜頓別▼北見枝幸)→ 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
天北線浜頓別が起点。2区間連続票券閉そくでした(併合も当然票券)。この時点でも途中交換駅の目梨泊での列車交換はなく、晩年には棒線化され全線1閉そくとなっていたようです。
興浜南線とともに興浜線を形成してオホーツク海に沿って名寄本線興部とを結び、かつ北見枝幸では美幸線とも接続するという壮大な計画でしたが実現せず、それどころか各線の起点所属路線である天北線も名寄本線もなくなってしまいました。私ごとですが、初渡道のわずか1か月弱前に廃止されていて泣きの涙を飲んだ因縁?の路線です。1985/7/1廃止。
美幸線 美深−仁宇布〈1972.3.15〉 

タブレット

路線廃止

美深▲仁宇布 → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
興浜北線北見枝幸をめざして建設されましたが、夢叶わず1985/9/17廃止。線名の「幸」は北見枝幸を意味します。
晩年には「日本一の赤字線」として売り出し、集客にも貢献しましたが廃止を回避するには至りませんでした。
ダイヤグラムの閉そく方式欄には洋数字で3と記されていてタブレット閉そくが施行されていたようですが、票券閉そくでも十分な列車本数でした。
名寄本線 名寄−遠軽 

タブレット
(併合は票券)

路線廃止

〈1972.3.15〉名寄◎上名寄●下川■一ノ橋●上興部■西興部●中興部■宇津●興部■沙留●渚滑■紋別▲元紋別●小向■沼ノ上◎中湧別●上湧別■開盛●遠軽(併合閉そく…名寄●下川■上興部◎興部▼渚滑/紋別◎中湧別/上湧別▼遠軽)
                           → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
〈1989.3.1〉名寄◎下川■上興部▲中興部●興部■沙留◎紋別▲小向◎中湧別●遠軽
1972年当時は大半の駅で閉そく扱いがあり、急行「天都」「紋別」「大雪」が走るなど名実ともに「本線」の貫禄が窺えますが、廃止直前の1989年に訪問した時は普通列車だけの運行となり、閉そく区間も大胆に統合されてかつての併合閉そく並みになっていました。
1989/5/1廃止。「本線」としては唯一の廃止路線でした。
興浜南線 興部−雄武〈1972.3.15〉 

タブレット

路線廃止

興部◎雄武 → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
名寄本線興部が起点。全線1閉そくですが、2区間連続票券閉そくの興浜北線とは異なりタブレット閉そくでした。この線も興浜北線同様、もう少しのところで乗れずじまいでした。1985/7/15廃止。
渚滑線 渚滑−北見滝ノ上〈1972.3.15〉 

票券

路線廃止

渚滑●上渚滑■濁川●北見滝ノ上(併合閉そく…渚滑◎北見滝ノ上) 
                     → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
名寄本線渚滑が起点。ここは3区間連続票券閉そくでした。列車交換はもっぱら上渚滑で行われており、廃止直前には濁川の閉そく扱いはなくなって棒線化したようです。1985/4/1廃止。
根室本線 東釧路−根室 

タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

〈1982.11.15〉東釧路▲別保■上尾幌●尾幌▲門静◎厚岸●糸魚沢■茶内▲浜中●厚床■別当賀▲落石●西和田■根室
        (併合閉そく…東釧路▼厚岸■茶内●厚床■根室)
〈1985.8.21〉東釧路■上尾幌●門静◎厚岸■茶内●厚床■落石●根室
東釧路以西は自動閉そく。1985/8時点では急行「ノサップ」2往復が上尾幌、門静、落石で通過授受をやっていました。
釧路−根室間通しの普通列車5往復のほか、厚床発根室行1本と釧路発厚床行1本、釧路−門静間の区間列車がありました。1986/11/1特殊自動閉そく化。
広尾線 帯広−広尾〈1985.8.12〉 

タブレット
(併合は票券)

路線廃止

帯広▲大正■中札内●上更別▲大樹●広尾(併合閉そく…帯広▼中札内) 
愛国・幸福ブームで入場券や乗車券が売れに売れ営業係数が一時的に改善した伝説は今も語り草ですが、実質的な利用増には結び付かず1987/2/2廃止。1985/8時点では1日6往復で、大正での列車交換は行われていませんでした。日高本線様似−えりも岬−広尾を結ぶ国鉄バス日勝本線・えりも線は周遊券派のゴールデンルートでした。
士幌線 帯広−糠平〈1985.8.13〉 

帯広−上士幌…タブレット
上士幌−糠平…票券
(併合は票券)

路線廃止

帯広◎音更■士幌●上士幌■糠平(併合閉そく…帯広●上士幌) 
営業区間末端の休止区間・糠平−十勝三股間が国鉄初?のバス代行だったことで知る人ぞ知る路線でしたが、休止区間は結局復活することなく路線自体が1987/3/23廃止。私の訪問時も代行バスは2人の地元客以外は周遊券客で満員でした。
帯広−糠平間は5往復、このうち4往復に十勝三股代行バスが接続。上士幌での列車交換はありませんでしたが、夜間に帯広発上士幌行の区間列車が1本あり、糠平発最終列車に併結して帯広に折り返していました。
標津線 標茶−根室標津/厚床−中標津〈1985.8.21〉

タブレット

路線廃止

標茶●泉川■西春別▲計根別●中標津▲川北●根室標津(併合閉そく…標茶●中標津▼根室標津)
厚床▲別海■中標津(併合閉そく…厚床◎中標津)
標茶・厚床・根室標津の三方向から中標津に集まる「イ」の字型の路線を形成しており、ひたすら原野の中を走り続ける路線でした(特に厚床−中標津間)。当時のダイヤは標茶−根室標津間6往復、標茶発中標津行と根室標津発中標津行が各1本、厚床−中標津間が4往復。泉川、川北、別海での列車交換は行われておらず、泉川と川北は1986年に棒線化されたようです。1989/4/30廃止。
過去には標津線、名寄本線、湧網線などの併合閉そくに第5種(花形)、第6種(十字形)の通票が使われており、古い記録によると標茶(5種)中標津、厚床(6種)中標津となっているのですが、1985/8時点の併合閉そくは上記種別のはずです(ちょっと自信なさげ)。
池北線・北海道ちほく高原鉄道 池田−北見

タブレット
(併合は票券)

路線廃止

〈1985.8.16 国鉄池北線〉池田▲高島■勇足●本別■足寄●上利別▲陸別●小利別■置戸●境野■訓子府●上常呂■北見(併合閉そく…池田◎本別/足寄■陸別★置戸▼訓子府)
〈1992.7.6〉池田▲高島●本別■足寄●上利別▲陸別■置戸▲訓子府●上常呂■北見
併合閉そく…池田◎本別/足寄■陸別)
1985/8時点では勇足での列車交換はなくなっており、のち小利別・境野とともに棒線化。1989/6/4にJR池北線から転換。
1992/7時点では足寄−陸別間は常時併合閉そくでした。本別−足寄間、陸別−置戸間とともに■が3閉そく区間も連続してしまいますが、タブレットと票券閉そく用通票とは形状が異なり、区別が付くのでOKとのことです。転換後は増発で利便性を向上し1997年に全線特殊自動閉そく化されましたが、2006/4/21廃止。
石北本線 新旭川網走〈1970〉 

タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

新旭川●東旭川▲桜岡■当麻●伊香牛■愛別●中愛別■安足間▲上川■天幕▲中越●上越■奥白滝▲上白滝●白滝■下白滝▲丸瀬布●瀬戸瀬◎遠軽■安国●生田原■常紋(信)●金華■留辺蘂●相ノ内■東相ノ内◎北見●端野■緋牛内▲美幌●女満別■呼人▲網走
(併合閉そく…上川◎中越/白滝■丸瀬布◎遠軽●生田原/留辺蘂▼北見■美幌◎網走)
→ 糸崎車掌区車掌長様から情報を頂きました
1983/1/10に自動閉そく(特殊)化。当時はこれだけの長大非自動路線も決して珍しくありませんでした。

次のペ−ジ(東北)へ 北海道 関東・甲信越 中部 近畿 中国 四国 九州 通票の現存する線区 種別一覧トップ