線区別通票種別一覧
<東 北>   北海道 関東・甲信越 中部 近畿 中国 四国 九州 通票の現存する線区 種別一覧トップ
津軽線 蟹田−三厩 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

青森▲奥内■蓬田●蟹田▲三厩併合閉そく…青森◎蟹田〈1978〉→ 糟谷滋様から情報を頂きました
蟹田▲三厩〈1987.8.24〉
1987年時点の津軽線は青函トンネル開業に向けて線路強化および電化工事中で、青森−蟹田間は既に自動閉そくでした。
大湊線 野辺地−大湊〈1987.8.24〉 

下 記

自動閉そく化

〈1982.11.15〉 野辺地●陸奥横浜■下北▲大湊(野辺地−下北…票券、下北−大湊…タブレット)
                              →  ashiwodi様から情報をいただきました
〈1987.8.24〉野辺地●陸奥横浜■大湊(野辺地−陸奥横浜…スタフ、陸奥横浜−大湊…票券)
陸奥横浜には異様に背の高い腕木式の下り場内信号機と通票授受器が残っていました。1998/12/8特殊自動閉そく化。
大畑線 下北−大畑〈1982.11.15 改正〉 

スタフ

路線廃止

下北●大畑 →  ashiwodi様から情報をいただきました
1985/7/1に下北交通に移管されたものの、自社バスとの競合が乗客減を招き、2001/3/31をもって鬼籍入り。旧国鉄キハ22が最後まで活躍していました。
八戸線 本八戸−久慈

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

〈1987.8.17〉 本八戸▲陸奥湊■鮫●階上■種市●陸中八木■侍浜▲久慈併合閉そく陸中八木▼久慈
〈2004.10.16〉本八戸▲陸奥湊■鮫 ●階上★陸中八木★久慈
只見線とともに残った長大タブレット閉そく線区でしたが、2005/10には同区間の特殊自動閉そく化、2005/12改正時にCTC化されました。→ のらりくら2号様から情報をいただきました
久慈線 久慈−普代〈1982.11.15 改正〉 

スタフ

三陸鉄道転換とともに
自動閉そく化

久慈●普代 →  ashiwodi様から情報をいただきました
現・三陸鉄道北リアス線の一部。日に5往復の超閑散線でしたが、夏には「くろさき」などの臨時列車も乗り入れていました。
黒石線 川部−黒石〈1982.11.15 改正〉 

タブレット

路線廃止

川部●黒石 →  ashiwodi様から情報をいただきました
国鉄末期の第一次特定地方交通線で、1984/11/1の弘南鉄道移管とともに自動閉そく化、のち1998/4/1廃止。
五能線 東能代−川部〈1982.11.15 改正〉 

タブレット

自動閉そく化

東能代▲能代●沢目▲八森■岩館●陸奥岩崎▲深浦■追良瀬●北金ヶ沢▲鰺ヶ沢■陸奥森田▲五所川原■陸奥鶴田▲板柳●藤崎■川部
 → ashiwodi様から情報をいただきました
現在の閉そく区間は東能代−能代−岩館−深浦−北金ヶ沢−鰺ヶ沢−五所川原−板柳−川部に整理され、能代−五所川原間の平均閉そく区間距離は実に24.4キロ。
花輪線 好摩−大館 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

〈1982.11.15〉 好摩▲大更●岩手松尾▲龍ヶ森■荒屋新町▲田山●湯瀬▲陸中花輪●十和田南▲末広■大滝温泉●扇田▲東大館■大館併合閉そく大更▼荒屋新町→  ashiwodi様から情報をいただきました
〈1987.8.24〉好摩▲大更●岩手松尾 ▲龍ヶ森■荒屋新町●湯瀬■陸中花輪●十和田南■大滝温泉●扇田▲東大館■大館
岩手松尾=現・松尾八幡平 龍ヶ森=現・安比高原 湯瀬=現・湯瀬温泉 です。
1998/12から段階的に特殊自動閉そく化が進み、1999/12/4に全線自動化・CTC化。自動化とともに交換駅も大幅に減らされました。
角館線 角館−松葉〈1982.11.15 改正〉 

スタフ

秋田内陸縦貫鉄道転換とともに
自動閉そく化

角館●松葉 →  ashiwodi様から情報をいただきました
現・秋田内陸縦貫鉄道の一部。1989/4/1、阿仁合線と手をつないで鷹巣−角館間全線開通を果たしました。
山田線 盛岡−釜石 

タブレット→連査

自動閉そく化
(宮古−釜石間は三陸鉄道)

〈1944年時点〉盛岡◎上盛岡●上米内■大志田▲浅岸●区界■松草▲平津戸●川内■箱石●陸中川井▲腹帯●茂市■蟇目▲千徳●宮古■磯鶏●津軽石▲豊間根●陸中山田■岩手船越▲吉里吉里●大槌■鵜住居▲釜石
〈1965年時点〉
盛岡−(1944年時点に同じ)−川内▲陸中川井●茂市−(1944年時点に同じ)−釜石(併合閉そく…盛岡●浅岸■茂市●宮古▲陸中山田●釜石)→ 糸崎車掌区車掌長様から情報をいただきました
1982.11.15改正(連査閉そく)盛岡−上米内−区界−川内−茂市− 宮古−津軽石−豊間根−陸中山田−岩手船越−大槌−鵜住居−釜石(併合閉そく…盛岡−区界/宮古−陸中山田−釜石) → ashiwodi様から情報をいただきました
盛岡−宮古間の連査閉そく式はJR旅客線最後のものでしたが、2018/3/25をもって特殊自動閉そく式導入。その後2018/4/22にCTCが導入されるまで、各交換駅では駅長が方向てこなどの現地扱いをしていました。
宮古−釜石間は1986/11/1特殊自動閉そく化され、2019/3/23に三陸鉄道リアス線に転換。線名の由来である陸中山田駅を通らないJR山田線となりました。
岩泉線 茂市−岩泉〈1987.8.24〉 

下 記

路線廃止

1982.11.15改正〉茂市▲岩手和井内●浅内■岩泉(茂市−浅内…票券、浅内−岩泉…スタフ) 
                                  
→ ashiwodi様から情報をいただきました
〈1987.8.24〉茂市■岩泉(スタフ)
連査閉そくの山田線に接続するスタフ閉そく路線。岩手和井内折り返し列車もありましたが、晩年は1日3往復の超閑散線区に。2010/7の土砂崩れにより全線不通となったまま2014/4/1廃止。
宮古線 宮古−田老〈1982.11.15 改正〉 

スタフ

三陸鉄道転換とともに
自動閉そく化

宮古●田老 →  ashiwodi様から情報をいただきました
1972/2/27開業、1984/4/1に三陸鉄道北リアス線の一部となり、田老−普代間の未成区間がつながりました。
釜石線 釜石−花巻 

タブレット→連査

自動閉そく化

〈1965〉釜石●小佐野▲洞泉●陸中大橋▲上有住■足ヶ瀬●岩手上郷▲遠野■岩手二日市●鱒沢▲宮守■岩根橋●晴山■土沢▲小山田■似内●花巻
(併合閉そく…釜石▲陸中大橋■遠野▲宮守■花巻) → 糸崎車掌区 車掌長様から情報をいただきました
1982.11.15改正(連査閉そく)釜石−小佐野−洞泉−陸中大橋−上有住−足ヶ瀬−岩手上郷−遠野−岩手二日市−鱒沢−宮守−岩根橋−晴山−土沢−似内−花巻(併合閉そく…釜石−陸中大橋−遠野−宮守−花巻)→ ashiwodi様から情報をいただきました
ここも山田線と同じくタブレット閉そくから連査閉そく化されましたが、1993/10/10に特殊自動閉そく式となっています。
大船渡線 一ノ関−盛〈1982.11.15 改正〉 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化
気仙沼−盛間廃止・BRT化

一ノ関■真滝▲陸中門崎●陸中松川■摺沢▲千厩●折壁▲気仙沼●上鹿折▲陸前矢作■陸前高田●小友▲大船渡●盛
             
(併合閉そく…一ノ関■陸中松川▼千厩●気仙沼◎盛)→ ashiwodi様から情報をいただきました
急行「むろね」「からくわ」などが通過授受。1986/11/1に特殊自動閉そく化。
2013/3/2から気仙沼−盛間でBRTによる運行を開始し、同区間は2020/4/1をもって廃止となりました。
盛線 盛−吉浜〈1982.11.15改正

スタフ

自動閉そく化

盛▲吉浜 →  ashiwodi様から情報をいただきました
のちに三陸縦貫ル−トの一部となる盛線・宮古線・久慈線などの盲腸線が、少ない列車を細々と走らせている時代でした。
三陸鉄道南リアス線の一部として1984/4/1に再スタートを切りました。
北上線 北上−横手 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

〈1982.11.15〉 北上●藤根■横川目●和賀仙人▲陸中大石●陸中川尻■黒沢▲相野々●横手併合閉そくは下記と同じ
〈1987.8.20〉北上●藤根■和賀仙人▲陸中川尻■黒沢▲相野々●横手併合閉そく北上■和賀仙人▼陸中川尻●横手
陸中大石=現・ゆだ錦秋湖、陸中川尻=現・ほっとゆだ です。
臨時急行「おが」、臨時快速「千秋」が自動化直前まで通過授受をやっていました。1994/10/1特殊自動閉そく化・CTC化。
男鹿線 追分−男鹿〈1982.11.15 改正〉 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

追分■二田▲脇本●男鹿併合閉そく追分●男鹿 → ashiwodi様から情報をいただきました
タブレット時代には途中駅での貨物列車の通過授受もありました。1991/3/26特殊自動閉そく化・CTC化。
阿仁合線 鷹ノ巣−比立内〈1982.11.15改正〉 

タブレット

秋田内陸縦貫鉄道転換とともに
自動閉そく化

鷹ノ巣▲合川■米内沢▲阿仁前田●阿仁合■比立内 → ashiwodi様から情報をいただきました
現・秋田内陸縦貫鉄道の一部。転換とともに鷹ノ巣は「鷹巣」と改められました。JRは今も「鷹ノ巣」。角館線とともに悲願の全通を果たした鉄道です。1987/7/16の転換とともに自動閉そく化。
羽越本線 新津−羽後本荘〈1958.10.1改正〉 

タブレット→連査

自動閉そく化

新津■京ヶ瀬(信)▲水原■神山●月岡■中浦▲新発田●加治▲金塚■中条●平木田▲坂町■平林●岩船町▲村上■間島●越後早川▲桑川■今川(信)▲越後寒川●勝木▲府屋■鼠ヶ関▲小岩川●温海▲五十川●小波渡■三瀬▲羽前水沢●羽前大山▲鶴岡■藤島▲西袋●余目(複線自動)北余目(信)▲砂越■東酒田(信)●酒田■本楯▲遊佐●吹浦■小砂川▲上浜■象潟●金浦■羽後平沢▲西目●羽後本荘
 → 鉄道資料箱様掲載のダイヤグラムを参考にさせていただきました。
温海=現・あつみ温泉。ここに記載の信号場はのちに全て旅客駅となっています。北余目信号場は1957/9に余目方の複線化によって設置されました。通票種別はかなり順不同ですが、4種楕円が全く使われていないのが意外です。昼夜問わず24時間列車本数が多いことから、併合閉そくも施行されていませんでした。
通票閉そく式から連査閉そく式への変更は1962年3月下旬から4月上旬にかけて段階的に行われ、連査閉そく式から複線自動閉そく式への変更は複線化区間から随時行われました。単線区間の自動閉そく化は坂町−余目間が1965/12/20、羽後本荘−秋田間が1966/1/25、酒田−羽後本荘間が1966/7/30でした。
陸羽西線 新庄−余目 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

〈1982.11.15 改正〉新庄■枡形●津谷■古口▲高屋■清川●狩川■余目(併合閉そく… 4/1〜12/14=新庄■余目、12/15〜3/31=新庄■清川◎余目) →  ashiwodi様から情報をいただきました
〈1987.8.16〉新庄●古口▲清川■余目
82年当時の併合閉そくは季節により閉そく区間が違っていました。冬季に2閉そく化するのは除雪列車運転等の関係だったものと思われます。1991/3特殊自動閉そく化。
なお、現在清川の交換設備は撤去されていますが場内・出発信号機は生きていて、閉そく境界停車場として機能しています。
陸羽東線 小牛田−鳴子〈1982.11.15改正〉 

連 査

自動閉そく化

小牛田−北浦−古川−西古川−岩出山−池月−川渡−鳴子(併合閉そく…小牛田−鳴子)→ ashiwodi様から情報をいただきました
最初は通票閉そく式でしたが、1967/12/12に連査閉そく式が導入されました。鳴子−新庄間は一足先に特殊自動閉そく化されていました。1983/3/7全線特殊自動閉そく化。
長井線 赤湯−荒砥〈1982.11.15 改正〉 

連 査

山形鉄道に転換後
自動閉そく化

赤湯−宮内町−今泉−長井−荒砥 → ashiwodi様から情報をいただきました
山形鉄道に転換した後もしばらく連査閉そくのままでした。今泉の荒砥方1.8キロ地点(旧・白川信号場)までは米坂線と線路を共有していますが、米坂線は1982/3/11までタブレット閉そくだったので、それまで連査閉そくの長井線との間でどのようにこの区間の防護を確保していたのか謎です。1997/10までに段階的に特殊自動閉そく化。
仙石線 東塩釜−石巻〈1982.11.15改正〉 

連 査

自動閉そく化

東塩釜▲松島海岸●高城町■野蒜▲陸前小野●矢本▲陸前赤井●陸前山下■石巻 → ashiwodi様から情報をいただきました
旧国車両の特別快速や快速が通過授受をやっていました。モハ72・79の足回りに103系風の車体を載せた珍車も活躍してましたね。1980年代半ばまでに特殊自動閉そく化。
仙山線 仙台−羽前千歳〈1982.11.15改正〉 

奥新川−山寺…連動
その他…タブレット
(併合は票券)

自動閉そく化

仙台●北仙台■陸前落合▲愛子●陸前白沢■作並●奥新川−面白山(信)−山寺▲楯山●羽前千歳(併合閉そく…仙台▼作並◎山寺■羽前千歳)→ ashiwodi様から情報をいただきました
奥新川−山寺間では、トンネル内の面白山信号場での通票授受を不要とするため開業当初から連動閉そく式が用いられていました。連動閉そく式は現在ではほぼ絶滅した閉そく方式です。くわしくはこちら。1985/3/14特殊自動閉そく化・CTC化。
丸森線 槻木−丸森〈1982.11.15改正〉 

タブレット

阿武隈急行に転換後
自動閉そく化

槻木●丸森 → ashiwodi様から情報をいただきました
現・阿武隈急行の一部。単純ピストン運転なのにタブレット閉そくでした。阿武急転換前後にスタフ閉そく化し、その後全通・電化とともに自動化されました。
只見線 会津若松−小出 

タブレット(併合は票券)

自動閉そく化

〈1982.11.15〉 会津若松▲西若松●会津高田▲会津坂下■会津柳津■滝谷●会津宮下■会津川口▲只見●大白川■越後須原▲小出(併合閉そく…大白川■小出)→ ashiwodi様から情報をいただきました
〈1987.8.27〉会津若松■西若松●会津高田▲会津坂下■会津柳津●会津宮下■会津川口▲只見●大白川▲越後須原■小出
〈2003.2〉西若松●会津坂下▲会津宮下■会津川口▲只見●大白川■小出
 → 会津のK様、オバQ電鉄様から情報をいただきました
現在日本最長の非自動閉そく路線。大幅な閉そく統合が実施され、列車本数も減少しました。大白川−小出間は2007/12/11、只見−大白川間は 2008/9/26、西若松−会津坂下間は2011/10/7、会津坂下−会津川口間は2012/9/22をもって特殊自動閉そく化し、災害不通の会津川口−只見を除き全線自動化されました。→ 自動化についてまゆつば鉄道様から情報をいただきました
会津線 西若松−会津滝ノ原〈1982.11.15改正〉 

タブレット

会津鉄道転換とともに
自動閉そく化

西若松■上三寄●湯野上■楢原▲会津田島●会津滝ノ原 → ashiwodi様から情報をいただきました
現・ 会津鉄道。上三寄=現・芦ノ牧温泉、湯野上=現・湯野上温泉、楢原=現・会津下郷、会津滝ノ原=現・会津高原。会津田島−会津高原間には転換後もしばらくスタフ閉そくが残っていたようです。1987/7/16の転換とともに自動閉そく化。
磐越東線 平−郡山〈1988頃?〉 

タブレット

自動閉そく化

平●小川郷▲川前●小野新町■神俣●菅谷▲大越■常葉●船引▲要田■三春▲舞木●郡山
平=現・いわき。小野新町−郡山間は全駅交換可能でした。小川郷–川前間にあった江田信号場は引上線1本のみの変則的スイッチバック方式で通票授受も行われていましたが、1980年代に棒線化され仮乗降場に転じ、現在は江田駅となっています。
1989/3/11特殊自動閉そく化・CTC化。
南部縦貫鉄道 野辺地−七戸〈1987.8.22〉

票 券

路線廃止

野辺地■七戸
レールバスで有名でしたね。かつては天間林でも交換可能でした。晩年は折り返しだけのダイヤだったにもかかわらずスタフ閉そくでなく票券閉そくだったのもその名残りかも知れません。2002/8/1廃止。
津軽鉄道 津軽五所川原−津軽中里  

津軽五所川原−金木…タブレット
金木−津軽中里…票券

非自動現役

〈1991.9.18〉津軽五所川原●津軽飯詰▲金木●津軽中里 → 特急まつかぜ様から情報を頂きました
〈2005〉津軽五所川原●金木●津軽中里 → 津鉄ファン様から情報を頂きました
金木−津軽中里間の票券閉そくでは、いわゆる「タマ」ではなく30cm位の棒の先に丸い金属板を取り付けた「棒状通票」を使用しています。現在、津軽五所川原−金木間、金木−津軽中里間ともに第1種ですが、タブレットと棒状通票の区別が付くのでOKです。
同和鉱業花岡線・小坂線 花岡−小坂

タブレット

路線廃止

〈1982〉花岡■大館▲茂内●小坂(併合閉そく…大館●小坂)
                   → 花岡−大館間と併合閉そくは鉄道ピクトリアルNo.937(2017.10)から
〈1991.9.19 小坂製錬小坂鉄道〉大館▲茂内●小坂(併合閉そく…大館●小坂)
1985/4/1に花岡線花岡−大館間が廃止され、残る小坂線は1989/10/1に同和鉱業の子会社・小坂製錬に継承。
小坂線はDL三重連で名を馳せ、小坂行貨物列車のみ茂内で通過授受を行なっていました。1994/10/1に旅客列車が廃止されるまで大館−小坂間の併合閉そくをタブレット閉そく式で施行しており、大同信号D型閉そく機による「わん型」通票を使用していました。晩年は貨物専業として運行していましたが、2009/4/1廃止。
由利高原鉄道 羽後本荘−矢島 

下 記

非自動現役

〈1980.10.1 国鉄矢島線〉羽後本荘●羽後矢島(タブレット)(併合閉そく…羽後本荘■羽後矢島(票券))
〈2001.2.12 由利高原鉄道〉羽後本荘■前郷●矢島(羽後本荘−前郷…スタフ/前郷−矢島…タブレット)
国鉄時代の羽後矢島は現・矢島。交換可能駅だった前郷が国鉄末期に棒線化し、タブレット閉そくによる全線1閉そくとなりましたが、初発と最終の1往復を票券閉そく式(事実上はスタフ閉そく式)で運転することによって、深夜から早朝にかけての羽後矢島での運転扱いを休止していました。通常、併合閉そくは2以上の閉そく区間を1閉そく区間にまとめる場合に用いられますが、このように一部時間帯を票券閉そく式で運転するために全線1閉そくの路線で形式的な併合を行うという事例は、他にも阿仁合線(現・秋田内陸縦貫鉄道)などでも行われていたとのことです。→ 「懐かしい駅の風景〜線路配線図とともに」様の記事から情報をいただきました。
1985/10/1の三セク転換とともに前郷での交換設備が復活し、スタフとタブレットの授受が行われるようになりました。
栗原電鉄 石越−細倉〈若柳−栗駒間は 1991.9.19〉

若柳−栗駒…タブレット
その他…スタフ

路線廃止

石越▲若柳■沢辺▲栗駒●細倉 → 「やまてつほ−むぺ−じ」のひろ様から情報を頂きました
のち第 三セクター化によりくりはら田園鉄道に。非電化→電化→非電化という経歴を持つ鉄道です。2007/3/31廃止。

次のペ−ジ(関東・甲信越)へ 北海道 中部 近畿 中国 四国 九州 通票の現存する線区 種別一覧トップ