仙山線 面白山信号場 1989/11/1撮影 ホー様ご提供 
                           
 → 前望写真・動画(2004/8/3 よんかく撮影)

信号場そのものは仙山トンネル内だが
本屋はトンネル出口(山形方)の横に建つ

ちゃんと「駅名標」もある

前望写真・動画(2004/8/3 よんかく撮影)

<現地情報> 

位 置
奥新川から7.7キロ、面白山高原から1.0キロ地点(面白山トンネル内)

所在地
山形県山形市大字山寺字面白山

交 通 
本屋:仙山線面白山高原駅すぐ(現存せず) 交換設備:面白山トンネル出口から約1キロ内方

現地の状況
仙山線最長の仙山トンネル(5361メートル)内に設けられている交換型信号場。1937/11/10に作並−山寺間の開業により仙山線は全通、これとともに開設された古い信号場である。この仙山トンネルゆえに仙山線は他の路線にないいくつかの特徴を備えることとなり、ひとつは直流電化による無煙運転を開業当初から行っていたこと、もうひとつは連動閉塞式の採用で当信号場での通票授受を不要にしたこと、などであろう。
交換設備はトンネル内だが信号扱所(本屋)は仙山トンネル出口すぐ外方にあり、信号やポイントの操作はここで行っていた。配線は両開きポイント使用のごく一般的なもので、進入・進出時に速度制限を受ける。信号扱所向かいに小さなホームを置き、仮乗降場として古くから客扱いを行ってきたが、同じ場所に
面白山高原駅が設置され通年営業となる。現在はもちろん自動閉塞化され運転取扱要員は不要となり、信号扱所は撤去されている。