日豊本線 旧・徳浦信号場 2003/8/17撮影 

YouTubeよんかくチャンネル「徳浦信号場」

 
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線路内外の雑草のはびこりようは
とても幹線とは思えないような…

上り線に沿って歩行用通路らしきものが伸びる


「にちりん」同士の交換


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 YouTubeよんかくチャンネル「徳浦信号場」

<現地情報>

位 置
日豊本線臼杵から5.2キロ、津久見から4.5キロ地点

所在地
大分県津久見市大字徳浦

交 通 
日豊本線津久見駅から臼津交通バス徳浦停下車約0.8キロ

ダイヤ 
2018/3/17改正日豊本線(臼杵ー延岡間)ダイヤ

現地の状況(撮影当時
山の中のごく一般的な交換型信号場。配線は両開きポイントを使用した古典的なもので、信号設備も単方向式なので追い抜き待避はできない。ここの見所は何と言っても「信号場構内トンネル」で、交換部分にトンネルのある例は江差線矢不来信号場の副本線くらいだと思われる(信号場全体がトンネル内というのはいくつかあるが)。過去にさかのぼっても室蘭本線小幌信号場(現・小幌駅)がトンネルの介在する「キセル型」信号場だったぐらいだろうか。
現地を訪問するには
臼津交通バス徳浦停(時刻等は大分バスサイト参 照)から、臼杵へ抜ける県道(旧国道)を北へ向かって進むと日豊線の架線柱が見え、人家などが途切れたあたりの左手に線路の方へ向いて分岐する細道があるので、そこを行けば線路下トンネルを経て信号場横に出ることができる。この細道はクルマでは通らない方が無難だろう。写真のとおり信号場小屋はトンネル入口付近にあるが、そこまでの連絡用と思われる通路が伸びている。列車本数はそこそこあるので、交換の機会も多い。

廃止の経緯及び現状
2017/9/27に九州を襲った台風18号は当信号場にも土砂流入による甚大な被害をもたらし、不通となった臼杵ー佐伯間3か月弱の運休期間を経て2017/12/18に運転再開を果たした。しかしながら、当信号場では比較的被害の少なかった下り線を復旧させるにとどまり、このことに関してJR九州は「単線でもダイヤに大きな影響はなく、利用者に不便を掛けないと判断した。完全復旧だと考えている」と言及したことから当信号場の去就が心配されていたところ、2018/3/17に正式に廃止となった。YouTubeなどにアップされているいくつかの前望動画を見ると、構内の信号機が閉そく信号機に置き換えられ建植位置も変更されていることがわかる。