拡大図 全図 5時台〜14時台 13時台〜23時台 |
|
ひとこと |
4
つの鉄道会社が明治から昭和にかけて段階的に敷設した路線を、戦時中に一気に国有化して誕生した飯田線。私鉄由来のため、旧国鉄以前に建設された路線に比べると駅間距離が非常に短く、交換可能駅についてもJR化以後に棒線化された駅がいくつか存在する(上記ダイヤでは市田ー伊那大島間の山吹)とはいえ、現在も交換可能駅の設置密度は高い。 飯田線単線区間187.0キロの中で唯一の信号場が伊那田島ー高遠原間にある大沢信号場で、飯田線(旧・伊那電気鉄道)の歴史から見ると比較的新しい1966年の開設である。かつては一線スルー方式で、同方向への追い抜き待避も可能であったが、のちに上下列車の交換しかできない単純な信号設備に改められた。この区間を走る列車は快速「みすず」1往復以外全て普通列車で、現行ダイヤでは日に5回の列車交換が行われている。 当区間のダイヤ全体を見渡せば、朝8時台まではほぼネットダイヤに近い混み具合だが、9〜14時台は駅によって上下とも1時間以上空く時間帯があり、15時台から再び列車本数が増えだすという、通勤・通学に特化したようなダイヤ組成となっている。 |
関連リンク |
大沢信号場 信号場一覧東海道・総武線 |