片町線(城東貨物線) 旧・蛇草信号場 2002/9/14撮影 → 廃止後の写真(VQ35DE様提供)

信号場南端から北(放出方)を見る

近鉄の高架上では特急と各停のすれ違い
その下をゆく単機回送

すごく「鉄」な瞬間


人家のような小屋

「天鉄局」とはまた年代モノの看板だ

「お気軽にどうぞ」という信号場も珍しいが、今は無人…

平野方の場内信号機

今度はコンテナを引き連れてきた


廃止後の写真(VQ35DE様提供)

<現地情報>

位 置
片町線放出から4.8キロ、関西本線平野から3.6キロ地点 

所在地
大阪府東大阪市長瀬町三丁目

交 通 
近鉄大阪線長瀬駅から西へ約0.5キロ

現地の状況 
密集市街地の中にあった信号場。城東貨物線は放出から高架で南下し、当信号場北端あたりから地平に降りる。配線は見かけ一線スルーだが、列車はすべて左側通行。ここは交通の便もよく、場内に踏切が3か所あるほか線路に沿う道路もあり、しかも列車本数が結構多いので貨物ファンには絶好の撮影ポイントだった。現在この城東貨物線は「おおさか東線」として旅客線化されているが、管理人よんかくの取材当時はその工事の様子は全くなく、信号場は健在であった。その後、信号場付近を含む沿線部分にバリケードやフェンスが張られていよいよ工事が佳境に入り、構内は棒線化され信号場の小屋も取り壊されてしまった様子を
2004年1月当時の写真(VQ35DE様提供)で見ることができる。ただし、棒線化後もかつての場内・出発に相当する信号機はなぜか現存しており、旧構内が1つの閉塞区間のようになっていた。
ちなみに、信号場名の蛇草(はぐさ)は旧大字の北蛇草・南蛇草から採ったもので、現在は蛇草の付く地名は消滅している。

2008/3/15 大阪外環鉄道が「おおさか東線」として開業、当信号場付近にJR長瀬駅がオープン
(参考ページ)正覚寺信号場