中央本線・名古屋港線 山王信号場 2004/10/30撮影 田中様ご提供
3127Mからの前面展望 車両は211系5000番台
名古屋駅8番線出発 中央線側が進行
すぐ右の中線の出発信号機の標示は上が「東」、下が「臨港」
その右は10番線 同じく上が「中」、下が「臨港」
名古屋を出て,線路が複線×2にまとまったところ
左の2線は東海道線、右の2線は中央線
閉塞信号機に進路指示器がついている.
山王信号場場内信号機
山王信号場構内
右へ分岐していくのが名古屋港線


<現地情報>

位 置
名古屋から1.8キロ、金山から1.5キロ、八幡(信)から1.2キロ 

所在地
名古屋市中川区露橋1丁目

交 通 
名古屋鉄道名古屋本線山王駅すぐ

現地の状況
中央本線から名古屋港線を分かつ分岐型信号場。複線の本線から単線の貨物線が分岐する形態は大阪環状線にあった旧・境川信号場と似ている。名古屋港線はここから東海道新幹線の高架に沿って南進し、八幡信号場を経て名古屋港駅へと向かっている。
歴史的に見ると、中央線名古屋口が単線だった頃、名古屋から現在の当信号場までの間は中央本線と名古屋港線(東海道本線支線)との単線並列であったが、のち名古屋港線の線路を転用して中央線を複線化したために分岐の必要が生じ、設置されたのが当信号場である。当初、名古屋ー山王間は東海道線と中央線の二重戸籍区間となっていたが、JR移行とともに名古屋港線の起点が山王に変更され、二重戸籍が解消されている。なお、当信号場の所属は中央線となっている。