予讃線 伊予若宮信号場 2004/5/2撮影
まずは予讃線海線(伊予長浜経由)上り列車の車窓から

伊予大洲を出てまもなく遠方信号が出現 このあたりは特殊自動閉塞方式

かつての本線格だった海線は左方へ分岐する支線扱いに
両線路に挟まれて信号場小屋(継電器室)が建つ
海線下り列車から

海線方にだけ安全側線が設置されている

上り特急「宇和海」から


山線列車は一線スルーを高速ですっ飛ばしていく

信号場−新谷間にある閉塞信号機

山線は単線自動閉塞


<現地情報>

位 置
予讃線新谷から3.5キロ、五郎から1.4キロ、伊予大洲から2.4キロ地点

所在地
愛媛県大洲市若宮

交 通 
予讃線五郎駅から線路沿いに伊予大洲方へ約1.5キロ、松山自動車道大洲ICから西へすぐ

現地の状況
1986/3/3 の予讃線山線(内山線)開業とともに設置された、海線との合流点。当然のことながら特急の走る山線方向に一線スルーとなるよう、海線のレールが曲げられている。なお、山線は当信号場まで単線自動閉塞方式で、信号場から伊予大洲方は海線にあわせて特殊自動閉塞方式となる。信号場が閉塞方式の境界となっているのは珍しいケースであろう。
ここを訪問するには伊予大洲駅から伊予鉄南予バス・宇和島自動車の東大洲停または大洲市循環バスの市立図書館前停で降りるのが便利だが、五郎駅からでも徒歩20分程度で到達できる。分岐部分の直上を高架道路が跨いでいて撮影には最悪の条件だが、線路のすぐ近くまで寄ることができるのが救い。