石勝線 清風山信号場 2005/6撮影 はるか様ご提供
                    信号場串刺し特急「スーパーおおぞら」前望(2005/7/30よんかく撮影)

信号場小屋全景

上り方(追分方面)を見る

第一ニニウトンネルに続くスノーシェルター


下り方

信号場小屋側の一線は途中から撤去されている

秘境だった石勝沿線にも高速道路建設の槌音が響くようになった(道東自動車道夕張IC - 占冠IC間は2011年開通)

信号場串刺し特急「スーパーおおぞら」前望
(2005/7/30よんかく撮影)

<現地情報>

位 置
東オサワ(信)から7.7キロ、占冠から10.0キロ地点 

所在地
北海道勇払郡占冠村字ニニウ

交 通 
新夕張から国道274号線を帯広方面へ約28キロ、穂別町福山から林道経由

現地の状況
開 設当初は中線を含む3線構造だったが、のち信号場小屋側の1線を留置線化し、現在は本線・副本線の2線。当然ながら一線スルー方式である。占冠方にあった鬼峠信号場が廃止されたため、占冠までの10.0キロは線内随一の長距離単線区間となっている(閉塞信号機が設けられているため1閉塞区間ではない)。
なお、当信号場のある
占冠村字ニニウはもともと古い開拓集落であり、悲願の鉄路であった石勝線には「ニニウ駅」が設置される計画だったが、開業を待たずして周辺人口がほぼゼロとなったため、設計変更・設置されたのが当信号場だという(参考サイト・ニニウのこれから)。無人境となって久しかったニニウも、現在では道東自動車道が開通し騒がしい日々を送っている。ちなみに「清風山」は信号場の北西にあり標高717メートル、占冠村と夕張市にまたがって聳えている。