西武鉄道山口線 東中峯信号場 2005/5/28撮影  田中様ご提供

西武球場前の東中峯方出発信号機

左手前方に狭山線の信号機と架線柱が見える

信号場の場内信号機
一線スルー配線となっている


<現地情報>

位 置 西武山口線遊園地西から0.7キロ、西武球場前から1.8キロ地点
所在地 埼玉県所沢市大字山口

交 通 西武山口線遊園地西駅から線路沿いに西へ

現地の状況 
全国で唯一と思われる新交通システム路線の交換型信号場。配線は一線スルーで、列車交換のない時は上下列車ともスルー側の本線を通過する。山口線の列車交換設備はここだけ。全国的に自動運転方式の多い新交通システムにあって、色灯式信号機はかなり違和感がある。
なお、1984年に新交通システム化される前の山口線は非電化・ナローゲージで、遊園地前(現・西武遊園地)ーユネスコ村間3.4キロを結んでいた。タブレット閉塞と腕木式信号機が最後まで活躍しており、山口・中峯の2信号場ではタブレットの通過授受まで行われるという、非自動ファン垂涎の路線だったようだ。