石北本線 中越信号場
現 地 編 
2003/5/3撮影 Sエアポート様ご提供    前望編 2005/7/31 よんかく撮影

下り場内信号機
下り出発信号機
副本線側は使用停止

上り方面を見る
上り場内信号機
副本線側は使用停止
ここは鉄路が来る前から交通の要衝だった

前 望 編
 2005/7/31 よんかく撮影

<現地情報>

位 置
石北本線上川から12.3キロ、上越(信)から7.7キロ地点 

所在地
北海道上川郡上川町字中越

交 通 
上川から国道273号線(上川国道)を東へ約15キロ

現地の状況
石北本線随一の列車密度希薄区間にある信号場。開業当初は旅客駅で周囲に人家が相当数あったようだが、現在はゼロ。2001/6/30に客扱いを終了し信号場となった。ここには鉄道開通以前に「駅逓所」が設けられていて、開拓時代の交通・物流の拠点として発展した歴史がある。
場内・出発信号が上下それぞれ2基づつあり、交換だけでなく待避も可能な信号設備だったが、今は上り副場内信号機と下りの副出発信号機に×印の標示が取り付けられ使用停止になっている。なお、旅客駅時代は上下線の間にプラットホームがあったが、撤去された。
ここは国道273号線沿いなので、道路を走っていればひと目でわかるとのこと。

2005/7/31よんかく訪問時の状況
下りの副出発信号機の×印が取り外され、点灯していた。待避線(副本線)の線路は錆びついていて草むしているが、復活したのだろうか。