下り「とかち」通過
「とかち」通過信号場串刺し特急「スーパーおおぞら」前望（2005/7/30撮影）
＜現地情報＞
位 置
広内（信）から5.5キロ、新得から6.8キロ地点
所在地
北海道上川郡新得町字新得
交 通
国道38号線新得市街から八号を西へ約3キロ、九号との合流点を西へ約0.5キロ
現地の状況
ご
く一般的な交換型信号場で、分岐器は上下側とも両開きとなっていて一線スルーではない。上り方スノーシェルター内には上り線だけでなく下り線にも上り出発信号機が設置されているが、上り場内信号機は１基しかなく上り列車は上り線にしか入れないはずなので、下り線の上り出発信号機は何のためにあるのか不明。同様の信号配置は新狩勝信号場でも見られる。なお、新狩勝ルート開通と同時に、タブレット閉そくだった根室本線落合ー昭栄信号場間が自動閉そく化されたため、開業当初から当信号場でのタブレット扱いは行われていない。
当信号場は築堤上に設置されており、上り方スノーシェルターの下を道路がトンネルでくぐっているという一風変わった光景はこの信号場の見どころとなっている。他の信号場のスノーシェルターのサイドビューは窓が並んでいるだけの素っ気ないものがほとんどだが、ここのは上の写真のように道路ガードの上部に落雪防止用の三角屋根が付いているなど、多少は見るに耐える？ような造作になっているのが面白い。