日豊本線 楠ヶ丘信号場 2003/8/18撮影

  YouTubeよんかくチャンネル「日豊本線の信号場」

下り列車から前望

場内信号機


信号場小屋が
なんともすさまじい状況になっている

現地を訪問する

途中、信号場探訪者のためとしか思えないような立札がある

信号場小屋近影

昔はタブレット閉塞だったので駅員が勤務していたが
今は樹木が屋根にのしかかっている


宮崎方(左)と鹿児島方を望む
これは列車とタブレットをやり取りするときの
「お立ち台」ではないか?
通票授器がここに立っていた可能性もある


<現地情報>

位 置
日豊本線青井岳から5.4キロ、山之口から4.4キロ地点 

所在地
宮崎県北諸県郡山之口町大字山之口

交 通 
日豊本線山之口駅から国道269号線を宮崎方面へ約4キロ、野上集落から走湯神社横の林道に入り約2キロ

ダイヤ 
2018/2/1現在日豊本線(南宮崎ー国分間)ダイヤ

現地の状況
ご く一般的な交換型信号場。配線は見かけ一線スルーだが、上下の行き違いしかできない信号設備となっている。山の中腹の少し開けたところだが、ここに至る道が林道からさらに分岐する細道しかなく、まるで人が訪れるのを拒んでいるかのようなロケーションである。1970年代終盤まではタブレット閉そく区間だったので職員がいて閉そく扱いを行っており、そのため信号場小屋は大きくて立派だ。楠ヶ丘という地名はいかにも現代的で、おそらく当信号場のために付けられた名称だと思われるが、付近にクスノキの樹林でもあるのだろうか、植物の知識のない私にはわからなかった(^^;;  
ここは、はっきり申し上げて現地へ行かれることをおすすめしない。ただしそれでも行く、という場合は、上記の
走湯神社横の林道をひたすら道なりに進むと写真の立札にたどり着くが、この立札から先がとんでもない悪路なので心して行かれるように。