以下2005/7/29よんかく撮影
朝５時の串内
スノーシェルターが異様に白く浮かび上がる
貨物がやってきた
貨物列車通過
＜現地情報＞
位 置
トマムから5.6キロ、上落合（信）から4.1キロ地点
所在地
北海道空知郡南富良野町字落合
交 通
トマムから道道136号線（夕張新得線）を新得方面へ約10キロ
現地の状況
中
線を備えた３線構造の交換型信号場。当然ながら列車交換だけでなく同一方向への待避も可能であり、第一・第二串内トンネルに挟まれるように所在する。構内全体が大きなカーブを描いているため、２か所にわたって出発信号の中継信号機が設けられている。ここも計画段階から信号場として設計されていたが、石勝線占冠ー上落合間の建設工事中は基地として使われていたという。
トマムから道道で来ると突如左手に長いスノーシェルターが現れるので否応なく目に付く。もちろん信号場小屋も道路沿いにあるので訪問しやすい。信号場の所在地は南富良野町となっていて、鉄道地図だけを思い浮かべると富良野と石勝線とは接点がないように思うが、行政区画が入り組んでいるためこのような形となっている。なお、串内という土地ももともとは開拓集落であったが、早くに離農・無人化してしまったという。現在は、信号場から東に行ったところにある「富良野広域串内農場」にその名をとどめるのみである。