ドリーム開発 小雀信号場跡  2003/6/8撮影

当信号場の写真をてる様からいただきましたのでご紹介します 無断転用を固くお断りします

ドリームランド方のポイント

左側手前の車止めは安全側線?

ホームと思われる構造物

将来の旅客駅化を視野に入れていたのだろう

レール上の謎の放置車両

下の建物は信号やポイントの扱い所か

ドリームランド方のポイントの可動部

大船方ポイントの可動部

2本のレールがトラバーサーのように左右に振れる方式

ポイントを動かすモーター
ドリームランド駅の出発信号機も
復活の日をじっと待ち続けてきたのだろう


<現地情報>

位 置
ドリーム開発モノレール大船−ドリームランド間 

所在地
横浜市戸塚区小雀町

交 通 
東海道本線大船駅から神奈川中央バス

現地の状況
全国でもここにしかないと思われる跨座式モノレールの信号場。当モノレール(5.3キロ)は横浜ドリームランドへのアクセスとして1966/5/2に開業したものの、橋脚が車両重量に耐えられない恐れがあるとして当時の運輸省から運転休止勧告を受け、1967/9/24以来30年以上列車が走ることなく、レールだけが存置(放置?)されたまま現在に至っている。ここ小雀信号場はその唯一の列車交換設備で、ポイントなどの設備がほとんどそのまま残されていて分岐の仕組みがよく分かるが、朽ち果てたレールはあまりにも不気味である。そして2003/9/18付けで正式に廃止となり、設備の撤去が行われることになっている。
沿線はほとんどが市街地であり、訪問するには便利だ。写真を提供してくださったてる様によると、大船駅西口から
神奈川中央交通バスドリームランド行に乗車、原宿四つ角バス停で降りて徒歩10分程度で到達できるとのこと。