相模鉄道 相模国分信号所 2003/6/29撮影 てる様ご提供

信号所を通過する10000系

信号所全体を見る 踏切のすぐ向こう側で厚木線が分岐

分岐点付近 ホームのような構造物と、信号所小屋がある

入り口横の表札に「相模国分信号所」と
記されている

本線横浜方の下り場内信号機

厚木線側の場内信号機
信号所で分岐した厚木線は
小田急線をオーバークロスする
<おまけ>
相模線厚木駅構内踏切の手動遮断機


<現地情報> 

位 置
かしわ台から2.0キロ、海老名から0.8キロ、厚木から2.2キロ地点 

所在地
神奈川県海老名市国分北2丁目

交 通 
JR相模線・相模鉄道・小田急電鉄小田原線海老名駅から北東約0.6キロ、徒歩約5分

現地の状況
相模鉄道厚木線という耳慣れない路線が本線から分岐する地点。前身の神中鉄道時代は厚木が終点だったが、のちに開業した小田急線
との連絡を図るため、当信号所を設置して海老名への路線を敷くとともに厚木への旅客営業は廃止し、現在の姿となる。地図を見ると、
横浜方面から厚木方が直進で、海老名方が分かれていく線形であることがわかる。なお、現在の厚木線はここで分かれてすぐに
JR相模線と並行して進み、厚木駅横まで伸びている。旅客営業廃止後しばらくは貨物線として利用され、貨物営業も廃止となってか
らは相模鉄道の電留線代わりに使われていたが、今ではめったに列車が入線することもなくなってしまった。なお、相模国分−厚木間
には交換設備はないが、閉塞信号機が1か所設置されている。
信号所は海老名駅から近くて訪問しやすいが、隣接する道路は交通量が多いので注意が必要とのこと。