土佐くろしお鉄道中村線・JR予土線 川奥信号場 2004/5/2撮影
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窪川方を見る

「山奥信号場」とでも言いたい雰囲気


眼下の線路を走ってきた列車がしばらくして姿を現す
そして「南風」もループ線へと消えていく
列車本数では劣勢だが
予土線もこの信号場の主役
窪川寄りの踏切から


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<現地情報>

位 置
土佐くろしお鉄道中村線若井から3.6キロ、荷稲から5.8キロ、JR予土線家地川から2.2キロ地点 

所在地
高知県幡多郡佐賀町川奥

交 通 
予土線家地川駅前の県道を佐賀町方面へ約3キロ

現地の状況
土佐くろしお鉄道中村線JR予土線の 分岐点であり、かつ列車交換や待避も可能な分岐交換型信号場。配線は中村方に対して一線スルー構造であり、特急はスピードを落とさずに通過できる。閉塞区間延長でいえばここから窪川へ8.0キロ、土佐佐賀へ12.8キロ、土佐大正へ14.0キロと、どの方向への閉塞区間も長いため、ここでの列車交換や待避の機会 が結構多い。また、当信号場の中村方がループ線となっていることでも有名で、信号場から下っていった線路を見ることができる。
当信号場を訪問するにはクルマでもよいが、窪川方面から直接来れる道がないため遠回りになる。ここは、予土線家地川駅から歩くことをおすすめする。ここへの道は
険しい山道のように見えるが勾配はさほど急ではなく、ゆっくり歩けば楽に往復できる。ちなみに管理人の短い足をもってしても早足で35分、ゆっくりで45分程度のものだった。踏切から少し上がったところに信号場小屋前への階段があるので、信号場の中村・宇和島方へはこれを降りれば行くことができる。かなり山深いところだが信号場部分は少し開けており、道路はクルマの通行量が結構多いので、あまり秘境的な趣はない。ちなみにある情報によれば、夜になると星を見にアベックが訪れる穴場スポットでもあるらしい。