上信電鉄 佐野・新屋・赤津信号場 2004/3撮影 てる様ご提供 

佐野信号場


下り列車から前望  上り高崎行との交換待ち
今度は上り列車後部から

上越新幹線高架下のスペースをうまく利用している  小さなホームらしきものもある
新屋信号場

右下に信号場小屋が見える
赤津信号場

下り列車前望

場内信号が警戒現示

ここで上り列車を待つ

上信車両の運転席は右側にある  昔、タブレット授受していたころの名残りとのこと

<現地情報> 

佐野信号場  
位 置 南高崎から0.8キロ、根小屋から2.0キロ地点
所在地 群馬県高崎市上佐野町

新屋信号場   
位 置 西吉井から1.0キロ、上州新屋から0.2キロ地点
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町大字金井

赤津信号場   
位 置 千平から1.1キロ、下仁田から2.7キロ地点
所在地 群馬県甘楽郡下仁田町大字白山

交 通 どの信号場も最寄り駅から近く、徒歩で行けると思われる。

現地の状況
上信電鉄は全長33.7キロ、決して路線延長は長くない中に交換型信号場を3か所も擁する。南高崎駅に近い佐野信号場は上越新幹線の高架下にあり、橋桁を挟んで上下線が配置されている。当信号場は上越新幹線の着工間もない1973年の開業なので、橋桁の位置と信号場配線との調整がどのように行われたのか興味のあるところである。新屋信号場は上州新屋駅からわずか0.2キロしか離れておらず、上州新屋駅に交換設備を設けることが何らかの理由で困難だったため、ここに信号場として設置されたのではないかと思われる。赤津信号場は終着駅下仁田の手前にあり、列車交換はもちろんのこと、ダイヤが乱れたときに下仁田駅構内の列車さばきをスムーズにする目的もあると考えられる。なお、3つの信号場はすべて見かけ上一線スルーのような配線だが、これは単に在来の線路に腹付け線増して信号場化したためこのような線形になったもので、もちろん全列車左側通行である。