肥薩おれんじ鉄道 新水俣駅(元・初野信号場 2007/8/21撮影

肥薩おれんじ鉄道八代行列車から前望

水俣を出ると山側から新幹線の高架が現れる

まだどことなく信号場の香りが残る
狭い上下線の間に
これまた狭いホームが設置されている

柵はあるものの結構危なっかしいかも

結局、ホームがなければ
信号場の頃とあまり変わりがないようだ


現地の状況
一信号場から新幹線接続駅へ華麗なる?転身を遂げた元・JR鹿児島本線初野信号場であるが、現状は従来の上下線の間に狭い島式ホームをすっぽりはめ込んだだけの簡素な構造となっていて、しかも無人駅なので新幹線接続駅としてはかなり貧弱な印象は否めない。地形の関係か経費の都合か、上下線の間隔を広げたり相対式ホームを設置したりするのが困難だったのであろう。ホームの狭さは島式ホーム時代の阪神電車春日野道駅(現在は相対式に改造)に匹敵するものと思われるが、通過列車は貨物ぐらいのものであるし、列車の本数そのものが多くないため、さほどの危険はないのかも知れない。当然ながらホームには安全柵が設置されている。新幹線新水俣駅から乗り換えるには、一旦東側への自由通路に出て階段を下り、構内踏切を渡らなければならない。