名古屋鉄道小牧線 五郎丸信号場 2006/1/7撮影

犬山行列車で羽黒を発車

線路右側には複線化用地が沿い、架線柱も複線仕様となっている

築堤の勾配の手前に遠方信号機、登り切る直前に場内信号機がある
登り切ったところが信号場構内
この築堤の下を2本の主要道路がくぐっている


終点・犬山を目の前にして列車交換

地上に降りてしばらく直進すると犬山


<現地情報>

位 置
名古屋鉄道小牧線羽黒から1.7キロ、犬山から1.7キロ地点 

所在地
愛知県犬山市大字五郎丸  他

交 通 
名古屋鉄道犬山駅から岐阜バス明治村行「総合犬山中央病院前」停すぐの築堤上

現地の状況
も ともと全線単線だった名鉄小牧線は、段階的な複線化を経て現在小牧ー犬山間が単線のまま残存しているが、同区間における15分ヘッド運転を可能にするため2002/4/1に当信号場が開業した。小牧線開通当初に設 けられていた五郎丸駅(1944年休止→のち廃止)も位置的にはこのあたりだと思われるが、詳細は不明。信号場のある築堤部分は国道41号線名濃バイパス等との平面交差を解消するため造成されたが、羽黒ー犬山間の中間地点ということもあって、この築堤上にちょうどうまい具合に交換部分が設置されている。なお、写真でもおわかりのとおり羽黒ー犬山間は線路沿いに複線化用地が確保され、架線柱も複線用のものが一貫して使用されているため、当信号場も将来の複線化までの暫定的な位置づけかも知れないが、今のところ同区間の複線化工事は着手されていない模様である。