東海道本線 五条川信号場 2004/10/30撮影 田中様ご提供 
※信号場の形態及び「稲沢西」についての説明文は、なつ様ご提供の情報も参考にさせて頂きました 

5215Fからの前面展望 車両は313系0番台

五条川は上り線のみの信号場なので、下り列車の運転時刻表に五条川の記載はなく、代わりに「稲沢西」の記載がある

「稲沢西」は停車場名ではなく、稲沢駅構内西端のこと

枇杷島発車直後

切れている信号機は第3閉塞
下り線には場内信号機はない

右の2線が東海道本線
左の2線が「稲沢線」

この付近の上り線に五条川信号場がある

稲沢線は東海道線の本線をオーバークロス

清洲の手前

右の2線が稲沢線
左の2線が東海道線の本線


稲沢の手前

稲沢駅の第1(左)・第2出発信号機  「稲沢西」地点まで5基の閉塞信号機が立つ
このあたりが「稲沢西」
上り線側の最初の分岐がある

<現地情報>

位 置
枇杷島から2.0キロ、清洲から1.8キロ 

所在地
愛知県西春日井郡清洲町大字清洲

交 通 
名古屋鉄道名古屋本線新清洲駅から東へ徒歩約1キロ

現地の状況
東 海道本線と貨物線(稲沢線)との渡り線を分岐する信号場。旧・稲沢操車場(現・稲沢駅)を出発した上り列車が稲沢線から本線へ乗り入れるために設置されたもので、このため本線及び稲沢線の上り線だけに存在するという変則的な形態である。配線の上では本線下り線は当信号場とは無関係であり、運転時刻表にも記載がない。ちなみに本線下り線から稲沢駅への分岐点は枇杷島駅構内となっている。
なお、上の写真にある「稲沢西」は稲沢ー尾張一宮間のほぼ中間点にあたり、稲沢駅の構内扱いであり独立した停車場ではないが、運転上重要なポイントでもあるので採時地点として運転時刻表に掲載されている。一方、稲沢駅の東端は
稲沢線の下り稲沢貨物駅第一場内信号(清洲駅を出てすぐのところ)となるので、同駅は実に全長約8キロにも及ぶ構内を持っていることになる。