和歌山線 旧・五位堂信号場 2002/9/14撮影 →旅客駅化工事の始まった2003/10/18現在の様子(まゆつば鉄道様提供)

YouTubeよんかくチャンネル 五位堂信号場 

下田寄りにある踏切から高田方を望む

高田行区間快速が通過   221系が和歌山線を走る姿を見るとなぜか感慨を覚える

信号場小屋の前に短いホームのようなものがある

短いホームは下り線側にも

2代目五位堂信号場の開業は1955年、和歌山線は1979年まで通票閉そく式だったので、タブレット授受のためのホームであろう。

高田方のポイントは両開きなので

制限を受けながら通過する

<現地情報>

位 置
和歌山線下田から2.1キロ、高田から2.8キロ地点 

所在地
奈良県香芝市五位堂六丁目

交 通 
近鉄大阪線五位堂駅から南へ約0.7キロ

現地の状況(訪問時時点) 
周囲は田畑や集落・工場等で、下田方がカーブにかかっていて、雰囲気としては宇部線の際波信号場に似ている。ごく一般的な両開き分岐器を備え、全列車左側通行。近鉄五位堂駅からひたすら南へ向かって15分も歩けば信号場に突き当たる。この近辺は古代の条里に由来する方格地割なのでほとんど全ての道路が東西あるいは南北方向に延び、信号場に沿う道は皆無に等しい。よって、信号場をいくつかの箇所から眺めようとすれば、移動に大回りを強いられる。信号場南側にある正方形の池の堤防からはほぼ全体が見渡せ、信号場小屋にも近い。近郊路線なので列車本数は多いが、ここでの列車交換は朝夕の数回のみ。日中は221系の独壇場で、朝夕は221系か105系がほとんどだが、たまにオーシャンアロー色の117系などが入ることもある。
余談だが、近鉄五位堂駅の下田寄りには五位堂検修車庫があり、近鉄電車愛好家で五位堂の名を知らぬ者はいない。当信号場とあわせて、五位堂という所はかなり渋めの「鉄スポット」と言えよう。
なお、地元要望により2004年春に旅客駅化されることが決まり、現在すでに工事が始まっている
2003/10/18現在の様子(まゆつば鉄道様提供)

※2004/3/13にJR五位堂駅として新たなスタートを切った。