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拡大図 全図 5時台〜14時台 14時台〜23時台 |
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ひとこと |
特急「みどり」「ハウステンボス」が約1時間ヘッドで疾走する佐世保線。肥前山口ー武雄温泉間は九州新幹線長崎ルートの一部に組み込まれる計画だが、フリゲ方式断念に伴って全線フル規格化の動きもあるなど、運行方式に関しては流動的な様相となっている。 その新幹線ルートから外れた有田ー三河内間にあるのが西有田信号場で、そもそもは佐世保線電化と同時に登場した「みどり」のフリークエンシー確保のため1979年に設置され、かつては列車交換も多く行われていたが、現行ダイヤでは特急同士を含めて日に3回の交換を行うにとどまっている。上下列車の交換のみ可能な信号設備のため追い越し待避はできない。この区間には待避も可能な信号設備を持つ駅が多いが、現行ダイヤでは普通が特急を待避を行うスジはない。 ダイヤ全体を見渡せば、特急同士の交換は主に北方・三河内の両駅で行われているのが目をひく。三河内での特急同士の交換が多いのは、特急発着ホームが上下ともほぼ2番線に固定されている早岐での特急同士の交換を極力避けたことによるものと思われ、このあたりは高山本線の少ヶ野信号場に似た事情が推測される。 |
関連リンク |
西有田信号場 信号場一覧四国・九州各線 |