西武鉄道新宿線 南入曽・脇田信号場 2005/9撮影  田中様ご提供
南入曽信号場

新所沢

本川越行普通列車から前望

第1閉塞信号

南入曽信号場場内信号

左側の2つの信号機は南入曽車両管理所方への分岐用

写真左:車両管理所への分岐部  写真右:第2場内信号機 この先にも車両管理所への分岐がある

本川越方と車両管理所との出入りのための
上下渡り線

この先に見える信号機は閉塞信号機


脇田信号場

写真左:第1閉塞信号  写真右:脇田信号場の場内信号

ここから本川越まで単線となる

下り列車は渡り線で右方へ

しばし単線区間

本川越場内信号の中継信号機(到着番線表示付き)が見える

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2灯式場内信号×3基

本川越

3つの番線を片開き分岐器2基で処理している

<現地情報>

南入曽信号場
位 置 西武新宿線新所沢から2.0キロ、入曽から1.9キロ地点
所在地 埼玉県狭山市大字南入曽
交 通
 西武多摩湖線新所沢駅または入曽駅から線路沿いに


脇田信号場
位 置 西武新宿線南大塚から2.7キロ、本川越から0.8キロ地点
所在地 埼玉県川越市旭町1丁目
交 通
 JR川越線・東武鉄道東上線川越駅から西へ約1キロ

現地の状況 
南入曽信号場は文字どおり南入曽車両管理所への分岐点。本川越方に上下の渡り線があり、上り列車も入庫できるような配線となっている。下り場内信号は第1・第2の2基が設置されているが出発信号は設置されておらず、これらの場内信号が実質的に場内兼出発信号のような役目を持っているのだろう。
脇田信号場は本川越駅手前で複線から単線に絞られる地点。終着駅直前で複線が単線化する例は国分寺線や多摩湖線でも見られ、西武鉄道の特徴と言ってよいかもしれない。当所の場合も、写真で見る限り複線化用地があるようにも思えず、しかもJRと東武の高架下が明らかに単線幅しかないことから、完全複線化は極めて困難なのであろう。