現 地 編(よんかく撮影・2007/8/18)

長崎寄りのところにある中途半端な空き地  線路への階段がある

長崎側の分岐部


長崎方から「かもめ」がやってきた

 列車交換 996KB

こちらは鳥栖方

1時間後

再び「かもめ」同士の交換


現地訪問記
有 明海に面し、大きく湾曲する海岸線に忠実に沿って敷設されている風光明媚な信号場。長崎方からの列車がぐるっと海沿いに回り込んで信号場に進入する様子は、さながら鉄道模型のジオラマを見ているかのようだ。眺めの良さという点では国内信号場屈指の存在と思われる。日中は「かもめ」同士の交換をはじめ、列車交換の頻度が高い。
国道207号線にぴったり寄り添っているのでアクセスは文句なし。バスの便も、肥前鹿島駅前から祐徳バス県界行が日中1〜2時間間隔で出ているので決して不便ではない(肥前浜から肥前大浦の各駅からも乗車可能。
九州のバス時刻表参照)。休石(いけじ)バス停は信号場の中間地点より少し鳥栖寄り、里バス停は長崎方終端付近に位置する。
土井崎・西有田信号場と同様、信号場小屋は存在しない。ただし一番上の写真のように、長崎寄りの里バス停近くには道路兼空き地のような狭小なスペースがあり、線路へ上がる階段があることから、かつて信号場小屋か何かがここに建っていた可能性はある。