阪神電鉄本線・武庫川線 武庫川信号場 2005/12/9撮影 Mujon様ご提供

上り梅田行列車から前望
鳴尾を出て信号場にさしかかる

右側手前の信号機は信号場の第1場内信号


第2場内信号と分岐部が見えてきた

第2場内信号には入換信号機も付いている

左方分岐の先は武庫川線

本線武庫川駅

左下に昼寝中の武庫川線編成が見える

下り列車から見た信号場


<現地情報>

位 置
阪神電鉄本線・武庫川線武庫川から0.2キロ、鳴尾から1.0キロ地点 

所在地
兵庫県西宮市小松南町2丁目付近

交 通 
阪神電鉄本線・武庫川線武庫川駅すぐ

現地の状況 
武庫川線車両の出入庫線を分岐する信号場。武庫川駅構内としてもよいのではないかと思うが、なぜか独立した停車場となっている。上り線に分岐器がただ1つだけある極めてシンプルな構造であり、この分岐を防護する信号機は上り第1・第2場内信号機の2基。この第2場内信号機には入換信号機が付設されていて、武庫川線との出入りは入換扱いとなっているものと考えられる。
武庫川線は基本的には武庫川駅滞泊編成がピストン運転しているが、朝夕ラッシュ時には2編成運用となるため、朝ラッシュ時前の出庫回送と夕ラッシュ時後の入庫回送の1日2回、本線と武庫川線との間の出入りが発生する。早朝の出庫回送列車は尼崎車庫から本線下りを甲子園まで走行して引上線で折り返したのち当信号場を経由して武庫川線に入線、昼間帯は1編成が跨線橋下で待機し、夕ラッシュ時の2編成運用終了後1編成が当信号場でスイッチバックして尼崎へ帰るダイヤとなっている。以前は本線上に上下渡り線があり、尼崎からの出庫列車は当信号場内で武庫川線に入線できたらしいが、本線ダイヤに支障をきたすためか、渡り線は撤去されて現在のような運行形態となっている。