新幹線保線区分岐と森ヶ原信号場・御庄駅の関係

森ヶ原信号場、御庄駅、そして新幹線保線区分岐に関係して、下の図のとおり計6基の信号機が存在する。

(数字は図中の○囲み数字に対応)
1 森ヶ原信号場の下り場内信号機
   岩徳線方、錦川鉄道方の2基の3灯式信号機が設置され、列車の進路方向を示す。
2 岩徳線柱野駅の下り場内信号機(森ヶ原分岐点から約50メートル地点)
   信号場の櫛ヶ浜方にあるトンネル入口手前に立つ。
3 森ヶ原信号場の岩徳線方上り場内信号機(信号機2とほぼ同位置)
4 森ヶ原信号場の錦川鉄道方上り場内信号機(森ヶ原分岐点から約1.2キロ地点)
5、6 新幹線保線区への分岐点を防護する信号機

1、3、4は森ヶ原信号場の場内信号機で、特に信号機1は分岐における進路方向を現示する。
同信号場は単純分岐タイプなので、関係する信号機はこの3か所4基の場内信号しか存在しない。

一方、新幹線保線区への分岐を防護する信号機5、6は御庄駅ホームから数百メートルの所にあり、
両者は保線区分岐を挟んで100メートル程度離れて立っている。特に森ヶ原寄りにある信号機5
の線路を隔てた反対側には、入換信号機と信号扱所のような小屋が設けられている。この分岐から
保線区へ入る車両は信号機5の停止現示で停車の後、入換信号機の指示に従って入換扱いで分岐を
渡って行ったのであろう(現在この入換信号機は横を向けられており使われていない模様)。

こうして見ると、信号機5、6は「保線区分岐点」という停車場の場内信号機であると推察される。
ただ、この区間には森ヶ原以外に信号場は存在しない。とすると答えは1つ、ここは「御庄駅構内」
ということになりはしないだろうか。もしそうなら、御庄駅は信号・保安施設としての停車場部分と
乗降ホームとが離れているという珍しいケースになるが、あくまで管理人の推察でしかない。

あともう1つ、岩徳線方上り場内信号(信号機3)が分岐部分とさほど離れていない位置にあるのに
対し、錦川鉄道方上り場内信号(信号機4)と分岐との間が実に1キロ以上離れている理由は何なの
だろうか。過走距離をこんなに長く取る必要もないだろうし、これも謎である。