箱根登山鉄道 出山・上大平台・仙人台信号場 2003/6/15撮影 てる様ご提供

信号場にも立派な「鳥居」がある

車中から見た出山信号場

  近くの吊り橋から見た出山信号場(2005年 てる様撮影)

上大平台信号場
対向列車が下ってきた

箱根登山独特と思われる珍しい配線
普通ならシザースにするところだが…


仙人台信号場


<現地情報> 

位 置
出山信号場:塔ノ沢から1.2キロ、大平台から1.6キロ地点
大平台信号場:大平台から0.5キロ、仙人台(信)から0.8キロ地点
仙人台
信号場:上大平台(信)から0.8キロ、宮ノ下から0.8キロ地点

所在地
3か所とも神奈川県足柄下郡箱根町大平台

交 通 
箱根登山鉄道塔ノ沢・大平台・宮ノ下から国道1号線を徒歩

現地の状況
最急勾配80パーミル、日本の粘着運転方式の鉄道で一番の急坂を上り下りする鉄道として有名。出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3停車場連続でスイッチバックが設けられている。出山と上大平台は上下列車交換可能な配線となっているが、線路同士の間隔が狭いためかシザースクロスではなく、単純な渡り線を2本配置した珍しい配線を持っている。なお、両信号場とも幅の狭いホームが設置されているが、これはエンド交換の際に運転士と車掌が移動するためのものであり、もちろん一般客の乗降は取り扱わない。仙人台信号場は一般的な複線タイプの交換型信号場。
写真を提供下さったてる様によると、信号場付近での写真撮影は乗務員から注意を受けることがあるので、避けた方がよいとのこと。列車に乗ってかぶりつきから撮影するのがベストと思われる。