名古屋鉄道 枇杷島分岐点信号場・砂入信号場 Mujon様ご提供

犬山線下り

犬山線下り列車で前望

東枇杷島駅を出て庄内川橋梁を渡る

第1場内信号機

犬山線方と名古屋本線方とに振り分ける

 → 信号機拡大写真


左方から
名古屋本線西枇杷島駅からの連絡線が合流する

この分岐合流部分が砂入信号場と呼ばれている箇所

しかし信号システムは枇杷島分岐点と共通のようだ

向こうに下小田井駅が見えてきた

犬山線上り

犬山線上り列車前望

砂入信号場の場内信号機

右端に立っているのは
砂入の西枇杷島方出発信号機

西枇杷島連絡線への出発と入換を所掌している

名古屋方への第2出発信号機
第3出発信号機と枇杷島分岐点


名古屋本線  西枇杷島−砂入連絡線

<現地情報>

位 置 距離図 

所在地
愛知県清須市西枇杷島町橋詰 他

交 通 
名古屋鉄道名古屋本線西枇杷島駅すぐ

現地の状況 
枇杷島分岐点は名古屋本線と犬山線の分岐・合流点であり、砂入信号場は名古屋本線西枇杷島駅からの連絡線と犬山線との分岐・合流点。枇杷島分岐点、砂入信号場、西枇杷島駅の3地点でデルタ線を形成している。3地点ともそれぞれ独立した停車場と思いきや、信号機の設置状況を勘案するとどうも同一の信号システム下にあるかのような印象を受ける。ちなみに、当所にかかる各方面別信号機の配置状況は
◆犬山線下り、名古屋本線下り…第1場内、第2場内
◆犬山線上り、名古屋本線上り…場内、第2出発、第3出発
◆連絡線西枇杷島→砂入方…出発信号機(砂入)
◆連絡線砂入→西枇杷島方…出発信号機(西枇杷島)
となっている。また、写真を下さった
Mujon様によると、連絡線には信号の軌道回路が通っておらず、進入・進出する列車は構内係の誘導のもと、一種の入換扱いのような形で運転されるとのこと。よって連絡線を無停車でスルー運転することはできないし、ここを通る営業列車もなく、一時的な車両の留置や編成の方転など、側線的な使われ方をしているようだ。