山陰本線 旧・相谷信号場 2002/8/8撮影

YouTubeよんかくチャンネル 相谷信号場

竹野方(左)と佐津方を望む
小屋の横にある乗降台

ここも一線スルー

佐津方の出発信号機が2基ある

にもかかわらず「はまかぜ」は副本線側を
制限を受けながら通過していった
(ダイヤ上ではここで予定臨と交換することになって
いるらしく、その関係か)

<現地情報> 列車本数の削減により2012/12/8廃止。 

位 置
山陰本線竹野から4.0キロ、佐津から3.4キロ地点

所在地
兵庫県城崎郡香住町相谷

交 通 
第2但馬海岸道路沿い 竹野・佐津・香住からバスあり

現地の状況(撮影当時)
竹野から第2但馬海岸道路(かつて有料道路、現在は無料の県道)を西へ向かい、相谷集落を右手に見て山陰 線の鉄橋をくぐると場内信号機が現れる。このあたりは線路と道路の間がかなり離れているが、さらに西へ向かうと次第に両者が寄り添ってくる。道路が短いト ンネルに入る手前右側に信号場への細道があり、登ると小屋の横に出る。信号場を見渡すにはここがベストだろう。
道路トンネルをくぐってしばらく行くと線路が潜っていってトンネルに入ってしまうので、見通しが悪くなっていく(一番下の「はまかぜ」はそのあたりで撮影した)。
当信号場へのアプローチはクルマのほか、全但バスが竹野から相谷経由で佐津・香住方面へ1時間に1本程度走っている。ただし信号場近辺にバス停はなかった様子なので、相谷で降りて西へ15分程度歩かなければならないだろう。

廃止の経緯及び現状
寝台特急「出雲」など優等列車の廃止、普通列車の削減等による城崎ー鳥取間の列車本数減少に伴い、過剰設備として廃止された。2007年頃には既に定期列車の交換がなくなっていた模様。1976年開設・2012年廃止という比較的短命の信号場であった。
現在の様子をGoogleMapで見ると、副本線側(南側)のレールが撤去された線路敷は本線と並行して今も残っており、場内竹野寄りにある第二相谷川橋りょうの副本線側の桁も残存していることがわかる。